4月26日、2025年MotoGP第5戦スペインGP MotoGPクラスの2日目のセッションがヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は予選で15番手を獲得し、スプリントでは12位でフィニッシュした。
プラクティスから一夜明け、初日に続き土曜日も晴れ模様となった。30分間のフリー走行2回目では、小椋は前後ミディアムタイヤを選択する。開始4分で他車の転倒に伴い赤旗中断。残り26分で再開すると、同じタイヤで周回を重ねた。
マルク・マルケスがスプリント5連勝を達成。クアルタラロは無念の転倒/第5戦スペインGP
後半は、予選に向けてミディアム/ソフトに履き替えると、1分37秒515の自己ベストタイムをマークする。終盤は初日プラクティスのように転倒が相次いだ影響でアタックできず、このセッションでは17番手となった。
直後の予選Q1では、小椋はほとんどのライダーと同じくミディアム/ソフトを選んだ。1回目のアタックでは、1分37秒049で6番手タイムをマーク。リヤタイヤを新品のソフトに履き替えて臨んだ2回目のアタックでは、いきなり1分36秒703と0.3秒以上速いタイムを記録して5番手となると、翌周には1分36秒700とわずかに更新した。
その後、3回目以降のアタックでは、ほとんどのライダーがタイムを更新できず、5番手を維持してQ1が終了。スプリントと決勝レースは15番グリッドからのスタートが決まった。
午後は気温が24度とあまり変わらないものの、路面温度は45度にまで上がった。12周で争うスプリントでは、小椋を含めてほとんどのライダーがミディアム/ソフトを選択。スタート直後は、一時ひとつポジションを下げたが、すぐに取り戻すと序盤に上位ライダーの転倒もあり14番手に挙げる。
小椋は、5周目にルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)をオーバーテイクし、13番手に上げると、すぐ後に他車が転倒して12番手に浮上した。スプリントの後半は、前方を走るブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)との差を詰める。小椋はビンダーよりもペースが良く、残り2周ですぐ後ろまで迫るものの最後まで攻略には至ることはできず、12位でチェッカーを受けた。
3戦連続のスプリント入賞は叶わなかったものの、中団のライダーの中では好ペースを発揮した小椋。明日も晴れの予報のため、路面はラバーの乗った良い状態だ。25周の決勝レースでは、これまでに見せたような追い上げ劇を再演してくれるのか、日曜日の小椋の走りに注目したい。
トラックハウス・MotoGPチーム 小椋藍(予選:15番手、スプリント:12位)
「今日のスプリントはまずまず良かったです。だいたい予想通りか、少し良いくらいだったので、今日はそれなりに満足しています。フロントタイヤが12周もってくれたので昨日と比べて今日は少し気分が良いです」
「ただ、明日の決勝レースでどうなるかは分かりません。ずっと誰かの後ろを走っていたわけではなく、最後の2周だけビンダー選手にかなり近づいて走っていました。明日はみんなリヤにミディアムタイヤを使うと思いますが、それがどうなるかは分かりません。今のところ、ミディアムではあまり速く走れていないので、明日も今日と同じようなスタイルのレースができるかは、正直分かりません」
[オートスポーツweb 2025年04月27日]
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