アウディ・ジャパンは2020年1月22日、Eセグメントのセダン、ワゴン、スポーツバックに2.0L・4気筒エンジン+4輪駆動搭載モデル「A6 45TFSIクワトロ」、「A7スポーツバック45TFSIクワトロ」を、発売した。
12Vマイルドハイブリッドを採用
ボルグワーナー製バッテリーパック 電動化コンポーネンツをフルラインアップ
これまでA6、A7 スポーツバックは3.0TFSIエンジンが導入されていたが、2.0TFSIを搭載するグレードが追加され、ラインアップの幅を広げることになった。排気量1984ccのTFSIエンジンは、直噴ターボにより245ps/370Nmを発生し、さらに今回から新たに12Vのマイルドハイブリッド・システムを組み合わせている。既存の3.0LTFSIモデルには48Vのマイルドハイブリッドが搭載されている。
ベルト駆動のオルタネーター/スターター(BAS)はクランクシャフトに接続されており、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現している。このBASは最大5秒間、6kW(8ps)と60Nmの力でエンジンをアシストすることができ、その回生とアシスト効果によりヨーロッパ燃費基準で100km走行あたり最大0.3Lの燃費削減が可能だ。なおマイルドハイブリッド・システム用に追加されたリチウムイオン・バッテリーは0.15kWhの容量を持ち、エンジンルーム内に配置されている。
両モデルともトランスミッションはデュアルクラッチ式の7速Sトロニックで、クワトロ・システムにもインテリジェントなAWDクラッチを備える最新タイプを採用し、高効率と高いドライビング・ダイナミクスを両立させている。
装備では、スマートフォンのような操作ができるMMIタッチレスポンスを、55TFSI同様に標準装備。快適性とハンドリング性能を両立させたダンピングコントロール・サスペンションやダイナミックオールホイールステアリングはオプション設定されている。
【ラインアップと価格】
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