■後輪駆動のスポーティクーペは復活するのか!?
販売不振が伝えられてから久しい日産ですが、過去には名車と呼ばれるモデルが多数登場し、今もなおファンの間で語り草となっています。
【画像】超カッコいい! これが日産の「超“静音”」なスポーツクーペです! 画像で見る(30枚以上)
後輪駆動のスポーティクーペ「シルビア」もその1台ですが、「後継車では!?」と噂されたコンセプトモデルがいくつかありました。
今も人気が衰えていないシルビアですが、なかでも1988年に登場した5代目「S13」型は、そのスタイリッシュなデザインからデートカーとして一世を風靡しました。
1993年にフルモデルチェンジを受けて6代目となった「S14」型はS13型よりもワイドな3ナンバーボディとなり、落ち着いた雰囲気に。しかし一部からは「肥大化した」という声もあり人気が陰ってしまうものの、現在では再評価されています。
そして7代目となる「S15」型は1999年に登場。再び5ナンバーサイズとなり、スポーツ性を強調したデザインと高い走行性能で、FRスポーツとしての評価を確立しました。
そんなシルビアは、クーペの人気の衰えや排ガス規制などの影響を受け2002年に生産終了しましたが、現在でも多くのファンに愛され、S13以降のモデルの中古車は高値で取引されています。
新型復活の期待も根強く叫ばれ続けていますが、日産もそうした期待を知ってか、2ドアのクーペコンセプトをたびたび登場させています。
2011年、スイス「ジュネーブモーターショー」や「東京モーターショー」において、電動スポーツカー「エスフロー(ESFLOW)」を世界初公開しました。
ゼロエミッションと走る喜びの両立を目指したこの2シーターEV(電気自動車)は、日産「リーフ」の電動技術をベースとしながらも、専用設計の軽量シャシーやスポーツ性能に優れたパッケージングを採用した意欲作です。
エスフローのボディサイズは全長3780mm×全幅1780mm×全高1245mmと非常にコンパクトながら、スポーティなプロポーションが特徴です。
クラシカルなスポーツカーを思わせるロングノーズ・ショートデッキのスタイルに加え、東京モーターショー出展モデルでは外装が白で統一されるなど、EVとしての“クリーンな印象”を演出。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を使用した軽量ボディ、アルミシャシーを採用するなど、徹底した軽量化が図られました。
さらに、後方ロールバーや強度の高いAピラーを採用するなど高いボディ剛性も目指していました。
デザイン面では、縦型に伸びるブルーLEDのヘッドライトや、リアビューカメラを備えた“ミラーレス”仕様、6スポークの大径ホイール、ブルーカーボンのアクセントなど、未来的かつ日産らしいスポーティな要素が随所に盛り込まれています。
インテリアも独自性に富んでおり、D型ステアリングとブルーライト照明付きのメーター、ゴールドレザーとスエードによる上質なシート、そしてシート固定・ステアリング&ペダル可動というバイワイヤ技術を活用したユニークなドライビングポジション調整機構を備えます。
パワートレインには、リーフと同様のリチウムイオンバッテリーを採用しつつ、後輪左右を独立制御するツインモーターをミッドシップに搭載。高トルクによる加速性能は0-100km/h加速を5秒以下とし、航続距離は240km超(US LA4モード)と、実用性も兼ね備えたスペックとなっていました。
このような背景から、エスフローは当時「次期型シルビアではないか」と多くのメディアやファンに取り沙汰されました。
シルビアと同じ後輪駆動であること、小型スポーツカーというサイズ感、そしてS15型終了から10年近くが経過していたタイミングもその憶測を後押しする要因となったのです。
ただ、エスフローに搭載された技術やデザインが、その後の市販車に直接影響を与えた痕跡も乏しく、あくまで日産の電動化における実験的アプローチの一例として捉えるべき存在だったのでしょう。
今のところ次期シルビアの復活が公式に発表された事実はありませんが、エスフローが示した方向性と、スポーツカー文化を大切にするユーザーの想いが交差する場所に、新たなシルビアの姿が見えてくる可能性は決してゼロではないでしょう。
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