10月5日に、富士スピードウェイで行われたWEC世界耐久選手権第2戦富士の公式予選。20分間のセッションで最速アベレージタイムを記録しLM-GTE Amクラスの暫定ポールポジションを獲得したチーム・プロジェクト1の57号車ポルシェ911 RSRが、予選後の車検をパスできずその座を失うこととなった。
イエローとブラックのツートンカラーで彩られた57号車ポルシェをドライブしたベン・キーティングとフェリペ・フラガは5日の公式予選において、ふたりのベストタイム平均で1分38秒733を記録。両名と57号車に初めてのポールポジションをもたらしたかにみえた。
ル・マン24時間:GTE Am制したキーティング85号車フォードが失格。Pro4位の68号車も
しかし、ポルシェのクイック・ドア・リリースシステムに関する問題がホモロゲーション登録されている形状に適合していなかったため、ドイツチームにペナルティを与えることとなった。
WECのスチュワードの報告によれば、予選終了後の車両検査時にサイドドアを固定するネジがひとつ欠落していたのを確認したという。これによりキーティング、フラガ、イェルーン・ブリークモレン組57号車ポルシェの予選タイムは抹消されることになり、クラスポールから一転30台が並ぶグリッドの最後尾から決勝レースをスタートすることが決定した。
同トリオは約4カ月前に行われた2019年のル・マン24時間レースでも車検後にリザルトの抹消を受けており、その際はキーティング・モータースポーツの85号車フォードGTでGTE Amクラスのトップチェッカーを受けながら、レース後の車検で車両規定違反が見つかったため失格となっている。
■星野敏の88号車ポルシェが5番手、石川資章とケイ・コッツォリーノが乗り込む70号車フェラーリも9番手に繰り上げ
暫定ポールシッターがタイム抹消ならびに失格処分を受けたことで、GTE Amクラスではグリッド順位が変動。暫定2番手につけたTFスポーツのサリ・ヨルック、チャールズ・イーストウッド、ジョナサン・アダム組90号車アストンマーティン・バンテージAMRにポールシッターの権利が渡った。
また、これに続くクルマもそれぞれひとつずつ順位を上げることになるが、暫定3番手タイムを記録したアストンマーティン・レーシングの98号車アストンマーティン・バンテージAMRは、トラックリミット違反により最速タイムのひとつが抹消された。この影響でTFスポーツとフロントロウをシェアするのは前戦ウイナーのAFコルセ、83号車フェラーリ488 GTE Evoとなり、98号車アストンマーティンが3番手となっている。
この他、LMPクラスの予選セッション中にスピンを喫し赤旗中断の原因となったチームLNTの6号車ジネッタG60-LT-P1・AERは車検時に、マシン外側にあるニュートラルスイッチを使ってトランスミッションを切り離せないことと、マシン両側のドア外側にあるクイックリリーススイッチが動作しないことが確認された。
このため6号車ジネッタは予選タイムが抹消されるとともに、決勝レースでは隊列が1周目をラップし終えた段階でピットレーンからスタートすることが決定している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
「ノーマルタイヤで立ち往生」に国交省ブチギレ!?「行政処分の対象です」2年連続で大量発生…「スタックの7割が夏用タイヤ」今年も緊急警告
まるで「“ミニ”フェアレディZ」!? 全長4.1mの日産「コンパクトクーペ」が斬新すぎる! 短命に終わった「NXクーペ」とは?
日産「新型スカイライン」発売! 歴代最強「匠“手組み”エンジン」×旧車デザインの「特別仕立て」登場も「次期型」はもう出ない…? 「集大成」完売した現状とは
AM放送が聴けない「電気自動車」が数多く存在! FMラジオは搭載されているのになぜ?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?