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【昭和の名車 146】日産 マーチは新時代のニューベーシックカーをコンセプトに生まれた

昭和は遠くなりにけり・・・。以前に連載した「昭和の名車」では、紹介しきれなかったクルマはまだ数多くある。そこで、1960年代以降の隠れた名車を順次紹介していこう。今回は「日産 マーチ(初代)」だ。

日産 マーチ(初代/K10型):昭和57年(1982年)10月発売
1982年(昭和57年)10月に登場した初代マーチ。当初、販売の計画はなかったという。もともとはイタリアのカーデザイナーであるジウジアーロにコンパクトカーのデザインを依頼し、ヨーロッパのコンパクトカーの基準を学ぶのが目的だった。ただ、その出来の良さから社内から発売しようという声が上がり、1981年10月の東京モーターショーにNX-018として出品され、そして翌年の発売となったわけだ。車名は公募によるもので、イメージキャラクターに近藤真彦を起用するなど日産もかなり力を入れてのデビューとなった。

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コンセプトは「経済的で扱いやすく、しかもしゃれたセンスと高品質感をあわせもった新時代のニューベーシックカー」だった。背景にはイージードライブ志向の強い女性ユーザーの台頭や、セカンドカーとして手頃なクルマを求めるユーザー層が確実に増加していることがあった。

1Lエンジン横置きのFF車で、搭載されたMA10型エンジンはマーチのために新開発された。極限の小型・軽量化を狙ってアルミシリンダーブロック、中空クランクシャフトなどを採用した結果、1000ccクラスとしては世界最軽量の69kgの整備重量となった。ハイスワール吸気ポートや半球形燃焼室の採用による燃焼効率の向上、さらに9.5という高圧縮比、各部フリクションの低減で、パワースペックは最高出力57ps/最大トルク8.0kgm。10モード燃費で21.0km/Lは出色の良さだった。

ボディも徹底的な軽量化が図られた。エンジン本体の軽量さと合わせてアルミラジエター及び小型・軽量トランスアクスルを採用したほか、車体、シャシを含め約82kgに高張力鋼板を使用し、車両重量は610~635kgという軽さとなった。

サスペンションはフロント:ストラット式/リア:4リンクリジッドというオーソドックスな構成をとった。ただ、フロントはサスペンションへの入力を、大入力/小入力に分け2系統で受け止める方式とし、サスペンションストロークの余裕と相まって、乗り心地を向上し騒音や振動を低減している。

1983年4月には好評を受けてファッショナブルな上級仕様車「マーチ コレット」を追加設定した。ボディカラーにブラックとシルバーのツートンを新たに採用するとともに、レッドも設定している。シートは全面布張りのオールクロスシートを採用した。同年9月には、5ドアハッチバックも設定。開口部面積の大きな後席用ドアを設定して5ドア化することにより、後部座席への乗降性を向上させファミリーカーとしての実用性を高めた。同時に、3ドア車にタコメーターやガラスサンルーフなどのスポーティな装備を採用した「G1」を新設定している。

1986年9月には、若い女性向けのファッショナブル仕様車「パンプス」を追加設定した。ホワイトで統一した外観、好みに合わせてカラフルなシート表皮の選択ができる「7色シート」、4速フロアシフト車には坂道発進時にブレーキから足を離してクラッチミートできるスロープストッパーなどを装備している。1987年8月にはキャンバストップを設定するなど、以後も小変更を加えながら、10年間作られることになった。



日産 マーチ G 主要諸元
●全長×全幅×全高:3785×1560×1395mm
●ホイールベース:2300mm
●重量:635kg
●エンジン型式・種類:MA10型・直4 SOHC
●排気量:987cc
●最高出力:57ps/6000rpm
●最大トルク:8.0kgm/3600rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:145SR12
●価格:79万8000円

[ アルバム : 日産 マーチ(初代) はオリジナルサイトでご覧ください ]

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