MotoGPはアラゴンGP終了後に公式テストを実施。ドゥカティのマルク・マルケスは新エアロパッケージのテストに集中していた。
今季のドゥカティのマシンGP25に乗るマルケスはここまでの8戦中4勝を記録。強さを発揮しているが、昨年型GP24も非常に良いパフォーマンスを示しているため、ドゥカティとしては最新型を更に改良していこうとしている。
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アラゴンテストの主役となったのは、新しいエアロパッケージだった。優遇措置を受けるホンダとヤマハ以外は年に1回しかアップデートできない部分だ。
マルケスはこの新エアロパッケージに集中して取り組んでいたが、何がベストな組み合わせなのかを理解する必要があると語った。
「僕らは1日の大半を新しいエアロパッケージのテストに費やした。次の公式テストはミサノ(9月)になるから、それでは(エアロパッケージの)ホモロゲーションを取るには遅すぎてしまう」
「空力部分に凄く集中していたんだ。このパッケージからはいくつかポジティブな部分を見出すことができたし、今日の最後に出したファステストラップも、それを使っていた。ただスタンダードなエアロでも、そのタイムにかなり接近していた」
「理解を深める必要がある。色々組み合わせてテストを行なっていたからね。どれがベストなのかを考えなくちゃいけない」
「チームと話をして、新しいエアロパッケージをここで試すことにしたんだ。新しいモノのホモロゲーション取得に向けて試みをする時期だとね。バイクのバランスが結構変化するから、1日を通じてセットアップの調整に取り組んでいたよ」
「エアロダイナミクスはひとりで走っているときにセットアップする必要がある。誰かの後ろだと、ライダーもエンジニアも変化する要因があるからね。高速コーナーと低速コーナーでも変化は大きいし、他のライダーの後ろではエアロダイナミクスの影響は完全に異なっていて、ダウンフォースは少なくなってしまう」
なおアラゴンGPではチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤが、フロントのブレーキディスクを大径のモノへ変更したのをきっかけに復調していた。しかしマルケスによると、バニャイヤが選んだ355mmとマルケスが使っていた340mmでほとんど差は無いという。
「僕としてはふたつのディスクで差は無い。単に温度によるものだ。コースでも2~3の箇所でしか違いはないんだ。ここ(アラゴン)でならターン1とターン16だ。違いがあるのはブレーキングの最後の部分で、そこで僕はある方法で調節するのを好んでいる。でも、ほとんど違いはないよ」
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みんなのコメント
バニャイアもGP24ならここまで苦戦はしてないだろう
ファクトリーライダーは辛いね