■生産終了から15年以上経てもなお高い人気を誇る「S2000」
2000年式のホンダ「S2000」が、イギリスのオークションサイト「クラシック・トレーダー」に出品されています。
【画像】「えっ…!」これが1000万円超えの「ホンダ車」です!(24枚)
オリジナル状態を維持した低走行の個体として注目されており、コレクターズアイテムとして話題を呼んでいます。
S2000は1999年、ホンダの創業50周年を記念して登場した2シーターオープンスポーツです。
FRレイアウトと6速MTに加え、2リッター直列4気筒「F20C」エンジンを搭載。自然吸気ながら最高出力241馬力(日本仕様車は250馬力)を発揮し、9000rpmまで吹け上がる高回転特性を持ちます。
リッターあたり120馬力(日本仕様車は150馬力)を超える出力は、当時の自然吸気エンジンとして世界トップクラス。鋭いレスポンスと豪快な加速力を備えたF20C型ユニットは、現在でも名機として語り継がれています。
また、専用設計された「ハイXボーンフレーム」は剛性と軽量性を両立させ、前後重量配分50:50に近い理想的なバランスを実現。ハンドリング性能の高さは今もファンを魅了しています。
ボディサイズは全長4135mm×全幅1750mm×全高1285mm、ホイールベース2400mm。コンパクトながらバランスの取れたパッケージングも特徴です。
2009年に生産終了を迎えたS2000ですが、15年以上経った現在でも高い人気を維持。中古市場では良好な状態の車両が高額で取引されています。特に初期型のAP1はサーキットやストリートで酷使されることが多く、改造歴のある個体や高走行車が大半を占め、純正の姿を残した車両は極めて稀少です。
そんななか、今回出品された2000年式(AP1型)S2000は走行距離がわずか1万1143km。内外装のコンディションは非常に良好で、当時のオリジナルを色濃く残す一台です。ボディカラーは純正色「モンテカルロブルーパール」で、ブラックのソフトトップに加え、同色のハードトップも付属しています。
インテリアもブラック基調のまま新車当時の状態を維持。シートや内装パネルの劣化はほとんど見られず、専用設計のオーディオやエアコンなども純正のまま残されています。
S2000は発売当初からカスタマイズのベースとして人気が高く、多くの個体が吸排気系やサスペンションの変更、さらにはターボやスーパーチャージャーの追加など大幅な改造を受けてきました。
純正状態のまま残っている車両は少なく、「改造されていない」「低走行」「履歴が明確」という三拍子が揃った今回の個体は、市場でも“奇跡的な存在”といえます。
※ ※ ※
2025年10月現在の価格は5万8752ポンド(日本円で約1100万円)。
S2000の中古車相場としては突出した金額に見えるものの、保存状態やオリジナル性を考慮すれば妥当であり、今後さらに価格が上昇する可能性もあります。
誕生から四半世紀を経ても、ホンダ「S2000」はドライバーズカーとして高い評価を集め続けています。今回の出品車両は、その価値を裏付ける“至極の一台”として、コレクターにとって特別な存在となることでしょう。(Peacock Blue K.K.)
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