■スバルの「5ドアハッチバック」何がいい?
WRC(FIA世界ラリー選手権)参戦のベース車だった時代が長いこともあり、スバル「インプレッサ」はハイパワー&4WDのスポーツセダンのイメージが根強く残っているかもしれません。
しかし現在、ハイパワーなスポーツセダンは「WRX S4」に集約。インプレッサは、実用的な5ドアハッチバックに絞った路線で、「アイサイト」をはじめとする運転支援システムをウリとした「安心・安全なクルマ」を前面に打ち出しています。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
スバル車を扱う販売店スタッフに聞いてみたところ、以前設定のあった人気スポーツモデル「WRX」を好むインプレッサファンではなく、現在は“違う層”に評判がいいそうです。
「インプレッサのユーザーは、かつてのような運転好きな男性ユーザーは減りましたが、家族がいる女性ユーザーが選ばれることが増えている印象です。
アイサイトが評判となり、安全性を優先するオーナーに選ばれる傾向があります」
6代目となる現行インプレッサは、2リッター水平対向ガソリンの「ST」と、スポーティさと環境性能を兼ね備えた2リッター水平対向エンジン×マイルドハイブリッド「e-BOXER」を搭載する「ST-G」、ST-Gよりも装備を充実させた「ST-H」というシンプルなグレード展開です。
また、スバル車は4WDのイメージが強いのですが、インプレッサは「シンメトリカルAWD」に加えてFWD(前輪駆動)も用意されています。
ボディサイズは全長4475mm×全幅1780mm×全高1480mm-1515mm、ホイールベース2670mm。トヨタ「カローラツーリング」(全長4495mm×全幅1745mm×全高1460mm)と同等の、平均的なサイズ感です。
「以前のスポーティなイメージが好きだった方からは残念だとのご意見も伺っておりますが、現在のインプレッサは老若男女を問わない『扱いやすさ』が評価されています。
スポーツ走行をされない方にはむしろ好評をいただいております」(スバル販売店スタッフ)
その大きな理由として、アイサイトがあげられます。従来からのステレオカメラに単眼カメラを追加して“3眼”とすることで、二輪車や歩行者の認識性能がさらに向上。
またインテリアで目を引く11.6インチの縦型「インフォメーションディスプレイ」は、一部では「大き過ぎる」と言われることもあるようですが、新世代のクルマらしい先進感を演出。これくらい分かりやすい大型ディスプレイを配置したほうが喜ぶオーナーは多いのでしょう。
唯一の欠点とすれば、やはり燃費があげられます。水平対向エンジンの特性で低重心かつ左右のバランスが優れていて安定感はいいのですが、燃費性能はもう少し改善が欲しいところ。
それでも16.6km/L(WLTCモード:e-BOXER・FWD)まで改善しており、扱いやすさも加味すれば、長く乗るほどにジワジワと良さを実感できるクルマなのかもしれません。
※ ※ ※
決して派手はモデルではありませんが、真面目に作られたインプレッサは堅実な人に最適な1台といえそうです。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)
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