パッケージング超優秀。新型は愛らしく、シンプル。愛着が湧く
注目ポイント
1:原点回帰したシンプルなデザイン
2:独創のパッケージングが生む広い室内
第2世代に移行した新型ホンダN-ONEが発売。「タイムレス」なデザインに軽自動車初のFFターボ+6MTを搭載するRSを新設定
歴代フィットの最大の特徴は、なんといっても、独創のパッケージングだ。前席下に燃料タンクを置くレイアウトで、小柄なボディからは想像できないほど広く使いやすいキャビンを実現した。とりわけ後席や荷室回りのスペースとユーティリティは、いまだに並ぶものがない。
そのうえで最新4thモデルは、ダイナミックなデザインだった旧型から一変。1stモデルのようなシンプルかつスマートな姿になった。かつてのN360や1stシビックがそうだったように、パッケージングのよさをアピールする姿勢を取り戻したことが好ましい。
インテリアは、外観以上に新鮮だ。低くフラットなインパネと細いピラーが織り成す視界の広がりは新鮮そのもの。歩行者保護対策のためにボリューム感が増す傾向にある最近のクルマとしては異例だ。このすっきり感のために、メーターはバイザーレスの液晶パネルにするなど、さまざまな工夫がなされている。
キャビンは、広さと快適性に磨きがかかった。身長170cmのドライバーがドライビングポジションを取った後方で楽に足が組める。歴代フィットは前席座面が薄い点がウイークポイントだった。現行型はシート構造を変更してクッションを厚くしており、腰を下ろすと従来よりも沈み込みを感じる。新型の「居心地」は、前後席とも抜群にいい。
走りは大人の味わい。運転支援システム成熟。安心できる!
パワートレーンはハイブリッドが1.5リッター直4エンジン(98ps)+2モーター(109ps)、ガソリンが1.3リッター直4(98ps)となる。
ハイブリッドは一般道の加速をモーターだけで行うので、静かで滑らか。発電のためにエンジンが始動してもほとんど気づかない。高速道路ではエンジンで駆動するが、4気筒のサウンドは3気筒よりも滑らかなのでリラックスできる。
1.3リッターモデルは排気量が小さくなるものの、力不足ではない。このクラスでは希少になりつつある4気筒なので、回してもそれほど音は気にならない。ハイブリッド比で約100kg軽いボディを生かした軽快なフットワークが楽しめる、という利点もある。
新型で感心するのは、しっとりした乗り心地だ。かつてのホンダのスモールカーとは一線を画しており、高速道路でのゆったりした振る舞いは昔のフランス車を思わせる。成熟を感じる運転支援機構のおかげもあり、リラックスして距離を重ねていける。
フィットは、走りそのものに元気がみなぎるタイプではない。しかし、ともに暮らす毎日には、独創的なパッケージングをどう使いこなそうか、という楽しみがある。日々の移動の中で、クルマを持つ喜びをもたらしてくれる1台である。
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