軽SUVのタフトやハスラーは楽しい。だが「もう少し広さが欲しい」「高速や坂道で余裕がほしい」と感じたら、トヨタ ライズが一気に気になる。180万700円から狙える5ナンバーSUVは、軽からのステップアップにかなり現実的な1台だ。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ライズのコンパクトさが便利すぎる! 維持費ならタフトやハスラーもイイぞ! 3車種合わせてイッキ見!(14枚)
軽SUVの気軽さは魅力。でもライズは“余裕”が違う
タフトやハスラーの魅力は明快だ。全長3395mm、全幅1475mmという軽自動車サイズで、街中でも駐車場でも扱いやすい。タフトはスクエアなスタイルとスカイフィールトップ、ハスラーは遊び心ある内外装とマイルドハイブリッドで、どちらも軽SUVの楽しさをしっかり持っている。
ただ、軽自動車は乗車定員4名。家族や友人を乗せる機会があると、ここがまず差になる。ライズは全長3995mm、全幅1695mmの5ナンバーサイズで、乗車定員は5名。軽より全幅は220mm広くなるが、SUVとしてはまだまだ小柄だ。軽から乗り換えても、いきなり大きなクルマを操る緊張感は少ない。
室内や荷室の余裕もライズの強み。軽SUVは車内の作り込みがうまく、数字以上に便利だが、荷物を積んで遠出する場面では普通車の幅と奥行きが効いてくる。買い物、キャンプ道具、ベビーカー、部活の荷物などを積むなら、ライズの余裕はありがたい。
価格も現実的だ。ライズXガソリン2WDは180万700円。タフトX 2WDは141万9000円、ハスラーも軽SUVらしい価格帯に収まるため、単純な安さでは軽が有利だが、ライズは普通車SUVとしてはかなり手が届きやすい。
走りの余裕ならライズ。維持費重視なら軽SUVが強い
走りの差も大きい。タフトの自然吸気エンジンは38kW(52PS)、ターボは47kW(64PS)/100N・m。ハスラーも自然吸気は36kW(49PS)、ターボは47kW(64PS)/98N・mだ。軽自動車の枠内では十分だが、高速道路の合流や長い登坂では、どうしてもアクセルを踏み足す場面がある。
ライズのガソリン2WDは1.2Lエンジンで、WLTCモード燃費は20.7km/L。数字だけ見れば、タフトの21.4km/Lやハスラーの24.3km/Lに燃費で勝つわけではない。ただ、排気量に余裕があるぶん、発進や巡航の落ち着きはライズが上。さらに4WDは1.0Lターボとなり、雪道や山道での力強さも期待できる。
もちろん、維持費では軽SUVが有利だ。税金や保険料、タイヤ代などを含めれば、タフトやハスラーの身軽さは強い。毎日の買い物中心で、1~2人乗車が多いなら軽SUVで十分すぎるほどだ。
だが、軽SUVに乗っていて「もう少し荷物を積みたい」「後席に余裕がほしい」「高速でもう少しラクに走りたい」と感じているなら、ライズはかなりいい着地点だ。大きすぎず、高すぎず、でも軽より広くて力強い。軽SUVからの乗り換え先として、ライズは実にちょうどいい普通車SUVなのだ。
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みんなのコメント
いるわけでもないし。