もはやフツーのゴルフカートでは物足りない人に!?
ゴルフ場の会員権を所有しているだけでも人との差別化を図れるのではないかと思いきや、ゴルフ場でラウンドする際に乗るゴルフカートでも、違いを演出する時代が来たようです。先日、アメリカ・カリフォルニア州グレンデールにて開催されたMecumオークションに、メルセデス・ベンツ「Gクラス」風のゴルフカートが出品されて話題を集めました。
【画像】「えっ…!」これが中国発「Gクラス」にそっくりな電動ゴルフカートです(22枚)
このゴルフカートの正式名称はBado「E-wagon」。中国のBodo社が製作した電動ゴルフカートです。当然のごとく、メルセデス・ベンツのバッジ類は一切装着されていませんが、そのシルエットは、誰がどう見ても「Gクラス」です。フツーのゴルフカートでは物足りないという、こだわりのゴルファー向けですかね。
「E-Wagon」の内装を見た人は、きっと驚くことでしょう。キャラメル色の本革シートに冷暖房も完備。また、4輪ディスクブレーキにバックアップカメラ、パワーステアリングまで搭載されています。加えてリアシートには、エンターテイメントスクリーンも装備済み。移動中も退屈知らずの、一般的なゴルフカートとは一線を画す豪華さです。
さらに、ヘッドライト、ウインカー、ワイパーも装備されていて、アメリカの一部の州では低速車両(LSV)として公道走行も可能なのだとか。最高時速は35マイル(約56km/h)といいますから、例えば、ニュージャージー州の住宅街の制限速度(25マイル)より速く走れるんです。
●落札価格が新車のそれより高額な理由とは?
この「E-Wagon」、10kWhのバッテリーを搭載しており、1回の充電で約80マイル(約128km)走行できるそうです。黎明期の電気自動車に匹敵する航続距離だと考えると、時代の進化を感じさせてくれますね。
20馬力の電動モーターと軽量ボディの組み合わせだからこその数値です。ゴルフ場内の移動だけでなく、リゾート施設の敷地内での移動のアシとして十分な性能といえるでしょう。
ちなみに、「E-wagon」を販売しているアメリカ・フロリダ州のディーラー、Gulf Cartsでは、この「Gクラス」風のモデルだけでなく、ランドローバー「レンジローバー」風、ポルシェ「カイエン」風、さらにはダッジ「ラムTRX」風のゴルフカートも取り扱っています。ゴルフカートも、ゴルファーのステータスを表現したり、差別化を図ったりするためにファッション化しているのでしょうか?
* * *
今回のオークション、自動車メーカーが意匠権侵害を訴える前に……と思った入札者が多かったのでしょうか。新車時価格は2万ドル(約288万円)強だったのに対し、3万1900ドル(約459万円)で落札されたそうです。たかがゴルフカートとはいえ、中古の「Gクラス」が買えそうな落札価格に驚いた次第です。
と同時に、「E-wagon」の写真を眺めていて「どこにキャディバッグを積むのだろう?」という素朴な疑問もわいてきました。「E-wagon」を購入される富裕層の方は、移動用のゴルフカートに加えて、別にクラブ運搬用のゴルフカートを使い分けるのでしょうか?(古賀貴司(自動車王国))
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