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『ベントレー・フライングスパー』にハイブリッド導入を記念した限定モデルが登場

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『ベントレー・フライングスパー』にハイブリッド導入を記念した限定モデルが登場

 イギリスが誇る名門ラグジュアリーカー・ブランド『Bentley(ベントレー)』は、旗艦SUVの『Bentayga(ベンテイガ)』に続き、何世代にもわたって受け継がれてきた伝統の高級サルーン『Flying Spur(フライングスパー)』にもハイブリッドモデルの導入を決定。

 これを記念した新たな限定車『Flying Spur Hybrid Odyssean Edition(フライングスパー・ハイブリッド・オデッシアン・エディション)』を設定し、本国7月29日の発表に続き日本市場でもこの8月3日にも発表され、すでに受注が開始されている。

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 将来的な電動化と持続可能な新素材を導入していく積極的な姿勢を表明した“ビヨンド100”戦略(2026年までに全ラインナップをプラグインハイブリッド車またはバッテリー電気自動車のみにする)の一環として、既存モデルにもハイブリッドシステムの搭載を進めているベントレーは、2035年のラグジュアリーモビリティに対する見解を示したコンセプトカー『EXP 100 GT』からインスピレーションを得て、現行の旗艦サルーンに新たな限定モデルを用意した。

 この『フライングスパー・ハイブリッド・オデッシアン・エディション』は、最高出力544PS、最大トルク750Nmを発生する先進的なハイブリッド・パワートレインを搭載するだけでなく、より持続可能な新素材をキャビン全体に採用。

 オープンポア仕上げのコア材を使用したフェイシアとウエストレールは、ハイグロス仕上げと比べてラッカーの使用量を90%も削減。100%英国産ウールを使用した美しいツイードのパネルに加え、木の自然な表面の質感と美しさを楽しむことができ、入手可能な中で最も良質な木材を厳選したという木目を、合計わずか0.1mmの極薄の3層ラッカーだけで仕上げたという繊細な質感で味わうことができる。

 センターコンソールもミニマルなピアノリネンパネルで仕上げられ、専用となる3色のレザースキームを採用。そうした新素材に加えて、長期的な耐久性を持つサステナブルレザーがキャビン全体に広く使用されており、参考とされた1955年製S1フライングスパーのように、66年を経た現在でも無傷の美しさを誇るオリジナルのレザーインテリアが目標とされている。

■パワートレインは544PSを誇る2.9リッターV6と電気モーターを組み合わせ
 乗降時に視認可能な“オデッシアン・エディション”独自のトレッドプレートや、エクステリアのDピラーバッジを含め、エクステリアでは21インチの10本ツインスポークホイールと下部のブライトウェア(フロント・リヤバンパー、ヘッドライト・テールライトサラウンド、ボディサイド下部のクローム)にペイントされたペールブロッガーのアクセントが特徴に。

 これらの世界観を支える心臓部は、2.9リッターV6ガソリンエンジンと先進の電気モーターを組み合わせることで、伝統的な表現でもある“充分な”パワーリザーブ、 優れたトルク供給、素早いスロットルレスポンスを備える。

 同システムを搭載する『ベンテイガ・ハイブリッド』に比べて95PSも増強し、544PSとした最高出力により、その加速性能は『フライングスパーV8』にも引けを取らず、停止状態から60mph(約96km/h)までは4.1秒(0-100km/hは4.3秒)を誇っている。

 一方で燃料消費量を大幅に削減しながら、ベントレーならではのエフォートレスで洗練されたパフォーマンスを実現したという環境性能も特徴で、フル充電では700km以上の走行が可能に。

 また、アダプティブ・クルーズ・コントロール、レーン・アシスト、セーフガードプラス、ナイトビジョン、ヘッドアップディスプレイを含むベントレーの先進運転支援システム(ADAS)も網羅され、電動で展開されるイルミネーション付きFlying B(フライングB)ボンネットマスコットや、4つのドアからベントレーウイングを床面に投影するLEDウェルカムランプなども備えている。

 インテリアの仕様も各レザーと、軽やかでモダンなリネンハイドを組み合わせた5つの仕様から選ぶことが可能で、エクステリアもペールブロッガーのアクセントに合わせた6色を推奨。しかし希望があれば、ベントレーの全カラーパレットの中から選択することもでき、価格は3080万円(税込)となっている。

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みんなのコメント

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  • ポルシェパナメーラ4S-Eのエンジンそのままやな。ポルシェのエンジンやから、パナメーラのほうがパワーは上やけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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