レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1シンガポールGPの初日を終え、「それほど悪くなかった」と語った。しかしデータを紐解くと、実は非常に好調なのではないかという兆候も見える。
フェルスタッペンはシンガポールGPの初日FP1とFP2のいずれも、3番手で終えた。この結果についてフェルスタッペンは次のように語った。
■レッドブル角田裕毅の好調に、メキーズ代表が直接貢献?「VCARB時代のセットを取り入れてもらったらしっくり来た」
「それほど悪くなかったと思う」
「FP1のスタートはまずまずだったと思う。まだスピードを上げていく段階だが、マシンはそれほど悪くない」
「FP2ではいくつかのことを試してみた。良い結果も出たから、もう少し最適化していく必要がある。全体的には満足していないが、明日上位で戦うには、もう少しペースを上げなければいけない」
フェルスタッペンはイタリア、アゼルバイジャンと連勝中。ここシンガポールでも勝利するようなことがあれば、本当に逆転チャンピオンの可能性も視野に入ってくる。しかしシンガポールGPではレッドブルをもってしてもここ数年苦しむことが多く、23戦22勝を達成した2023年に唯一土がついたのはここシンガポールであった。そういう意味でも、ここが最大の試練だと見る向きもあった。
しかし実際には、ここでも勝利する可能性はゼロではないだろう。
「本当にとてもポジティブな結果だ。まだ改善したい点がいくつかあるけど、セットアップを完全に変更する必要はないから、それは良いことだ。まあ、明日確認する」
「上位を争う上で十分なパフォーマンスを発揮できるかどうかだ。でも分からない。FP2では、いつも低いエンジンモードを使うドライバーが多いから、トップスピードに関しては少し難しいと思っている。まあ予選でわかるよ」
フェルスタッペンは、さらに速さを見せるためには、細かい部分を修正しなければならないと語った。
「細かい部分だ。フロントやリヤのグリップ、1周を通じてタイヤをマネジメントすることなどだ。このサーキットはタイヤがかなりオーバーヒートするので、そういう部分をもう少し改善する必要がある」
「もう少し余裕が生まれれば、もっとプッシュできるようになるだろう」
なおフェルスタッペンがかなりの速さを秘めていそうだということを訴えるデータがひとつある。
フェルスタッペンは最速タイム1分30秒857を記録した後、1周のクールダウンラップを挟み、ロングランに移行。1分34秒台前半から、1分33秒台のペースを刻んだ。つまり最速タイムを記録した際には、その後のロングランを行なうだけの燃料を搭載していたということだ。しかもロングラン中の最速タイム1分33秒620は、これまでの決勝中のラップレコードを大きく上回るものであった。
ただ、何もフェルスタッペンだけが速かったわけではない。もうひとり速かったドライバーもいる。それが、マクラーレンのオスカー・ピアストリである。
ピアストリもフェルスタッペンと同じように、セッション最速の1分30秒714を記録した後、そのままロングランに移行。しかもクールダウンラップを挟まず、1分34秒台からロングランを始め、1分33秒951までペースを上げた。
フェルスタッペンvsピアストリ……そんな構図になるのだろうか?
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みんなのコメント
マクラーレンは2人とも取りこぼし癖が付いてきた
間違いなくタッペンが5連覇をもぎ取ってくる