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どこへでも行けそう&なんでもできそう、トヨタ RAV4 新型のデザイン

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どこへでも行けそう&なんでもできそう、トヨタ RAV4 新型のデザイン

トヨタ自動車は5月21日、新型『RAV4』を世界初公開した。新型は、新時代にふさわしいデザインにより「どこへでも行けそう」と思わせる車への進化をめざした。加えて、運転者の利便性や機能性、そして先進の知能化技術により「なんでもできそう」と思わせる車をめざした。

デザインを開発した豊田自動織機の神山秀夫プロジェクトチーフデザイナーは「歴代RAV4が守り続けてきた『どこまでも行けそう』の想いを進化させた。都会でもアウトドアでもシーンを選ばないキャラクターなので、ユーザーが自身の個性に合わせて楽しんでもらえたら嬉しい」と語っている。

[トヨタ RAV4 新型のデザイン開発、画像40点]

●RAV4らしさを表現するエクステリア
エクステリアデザインでは、3つの要素が重視された。

(1)Big Foot:大径タイヤを際立たせ、力強さと安定感を強調
(2)Lift-up:地上高を高めたスタンスで、高い走破性を想起
(3)Utility:使い勝手のよい荷室空間を確保し、実用性を重視

これらのデザイン要素により、アウトドアや日常のさまざまなシーンで活躍できる「RAV4らしい」存在感の表現を意図したという。

エクステリアデザイン担当の井口大輔デザイナーは「新型のデザイン開発は、先代とほぼ同じチームで作り上げた。ユーザーの嗜好が変化する中、デザインチームも進化し、今回のモデルを仕上げた」と言う。また古田純也デザイナーは「先代がグローバルで愛された理由を深掘りして、RAV4らしさを追求した」と述べる。

●視界・操作性・収納性を重視したインテリア
インテリアはSUVならではの機能性に加え、ユーザーの利便性や快適性、エンターテインメント体験を提供する空間として構成している。具体的には、以下の工夫が施されている。

(1)インストルメントパネル上面を約40mm低く配置し、前方視界を広く確保
(2)スマートフォンとの連携に対応したデジタルデバイスを最適配置
(3)モダンかつシンプルな収納構成で日常の使い勝手を向上

インテリアデザイン担当の中根亮デザイナーは「先代RAV4から、機能に則ったデザインをより先進的に、よりシンプルに表現することを追求した。新型がユーザーを冒険に導いてくれることを願っている」と語る。また河本直之デザイナーは「シンプルで力強い造形の中に、スマホの収納や新機構のアームレスト、しっかり握れるグリップなど、RAV4らしい機能を盛り込んだ。ON/OFF問わず活躍してくれる、頼れるRAV4を感じて欲しい」と言う。

●「アイランドアーキテクチャー」で操作性を高める設計
インテリアの核には「アイランドアーキテクチャー」を採用。ディスプレイやシフトなどの主要操作系を島状に一体化し、水平基調のインストルメントパネルと合わせて、平衡感覚と操作性の両立をめざした。

ナビゲーションやメーターは目線移動が少ない位置に配置され、手の届きやすい場所にエアコンレジスターを置くことで直感的な操作が期待できる。

●日常を支える上質な装備
コンソール部には、スマートフォンの急速充電やUSB充電を配置し、日常の利便性を追求。さらに、リバーシブル仕様のコンソールボックスを採用し、アームレストとトレイの2通りの使い方が可能だ。

シフトパネルでは、シフトレバーや電動パーキングブレーキ(EPB)、ブレーキHOLDスイッチを集約。シフトバイワイヤ技術を導入することで、すっきりとした見た目と上質感との両立を狙った。仕上げにはピアノブラックを用いている。

ラゲージ容量も進化し、車両サイズを維持しながら荷室容量を733Lから749Lに拡大した。リアシートをよりフラットに折りたためるようにしたことで、長尺物の収納性も向上している。

●カラーデザインでも冒険心
カラーデザインでは、全体的にシンプルで都会的なテイストを意識しながらも、ちょっとワクワクするような遊び心のあるカラーコーディネーションにチャレンジした。カラーラインナップは先代から大人っぽく進化させたという。

重崎桃子デザイナーは「日常のツールとしてはもちろん、ユーザーの冒険心を掻き立てる“相棒”のような存在になれば嬉しい」と、カラーデザインの狙いを語る。後藤涼太デザイナーは「新規色のアーバンロックは、様々なシーンを思い描きながら都会にも自然にもマッチする色味と質感にこだわりました」と“推し”カラーについて説明する。

新型RAV4は、デザイン面においても「行けそう・できそう」というアクティブライフスタイルを後押しするモデルとして、SUV市場に存在感を求める。日本での発売は2025年度内の予定だ。

文:レスポンス 高木啓
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