現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 「日産キックスと同クラス車を比べてみよう」欧州でも人気を集めるSUVスペシャルティ、トヨタC-HRのアドバンテージポイントとは

ここから本文です

「日産キックスと同クラス車を比べてみよう」欧州でも人気を集めるSUVスペシャルティ、トヨタC-HRのアドバンテージポイントとは

掲載 更新 15
「日産キックスと同クラス車を比べてみよう」欧州でも人気を集めるSUVスペシャルティ、トヨタC-HRのアドバンテージポイントとは

C-HRはデザインが命! ファミリカーで使うならキックスか!?

 トヨタC-HRのメインライバルは、欧州で発表された2ndジュークである。だが残念ながら2ndジュークは日本市場へは導入されないもよう。キックスは従来のジューク・ユーザーを含め幅広い層をカバーする存在として期待されている。したがって2台を比較する価値はある。

「最新モデル試乗」スタイリッシュな最新SUV、ハリアーが人気を集める理由とリクエストしたいポイント

 キックスのエクステリアは「エクストレイルの弟分」だと理解できるアクティブな印象。対するC-HRはクーペフォルムで「SUVのスペシャリティカー」を感じさせる。個性は大きく異なる。キックスはC-HRと比べると「驚き」は少ないが、好き嫌いが分かれることはないだろう。多くのユーザーに支持されるに違いない。

 インテリアも好対照。キックスは絶対的ともいえる視界性能を含めて「開放感」を重視した。しかも後席とラゲッジスペースにこだわったバランスの取れたパッケージングを採用する。
 C-HRはコクピット感覚が強めの前席優先設計。後方の視界性能や後席、ラゲッジスペースは必要最小限に割り切られている。パーソナルな使い方ならどちらでも満足感は高いが、ファミリーカーとして使うならキックスだろう。


走りのスペックはC-HRが優勢。安全装備はキックスがリード

 パワートレーンは、キックスはeパワーだけの設定、C-HRはガソリンとハイブリッドが選択できる。キックスは、モーター駆動による力強さと滑らかなフィーリングが大きな魅力。ノートで指摘されていた静粛性は、レベルアップしているはず。駆動方式はFFのみ。

 C-HRはガソリン/ハイブリッドともに旧世代のユニットを使用。バランスは取れているがパフォーマンスはやや物足りない。駆動方式はガソリンがFFと4WD。ハイブリッドはFFだ。

 フットワークはどうか? キックスはマーチ/ノートが採用するVプラットフォームでサスペンションはフロントがストラット、リアはトーションビームの組み合わせ。C-HRはプリウス/カローラに採用のTN-GA「GA-Cプラットフォーム」でサスペンションはフロントがストラット/リアはダブルウィッシュボーンを採用。スペック的にはC-HRが優勢だが、キックスのVプラットフォームは大きく改良されているという。

 安全支援システムはキックスにはプロパイロット、C-HRにはトヨタセーフティセンスを採用。機能的にはほぼ同じ内容だが、運転支援はプロパイロットの完成度が高い。システムも最新スペックのキックスの圧勝だ。
 トヨタは、秋ごろからヤリスクロスの販売を開始する予定。キックスの真のライバルはC-HRより、むしろヤリスクロスかもしれない。

こんな記事も読まれています

トヨタ“新”「アクア」発表! めちゃ上質ブラウン内装×斬新2トーン採用! 「小さな高級車」な新「Raffine」 内外装の特徴は
トヨタ“新”「アクア」発表! めちゃ上質ブラウン内装×斬新2トーン採用! 「小さな高級車」な新「Raffine」 内外装の特徴は
くるまのニュース
盗難の温床になることもある危険な場所! ヤードって何?
盗難の温床になることもある危険な場所! ヤードって何?
バイクのニュース
限定生産、MT設定なし? 軽量カーボンの高性能クーペ、BMW新型「M2 CS」2025年導入へ
限定生産、MT設定なし? 軽量カーボンの高性能クーペ、BMW新型「M2 CS」2025年導入へ
AUTOCAR JAPAN
ダイハツ「ハイゼット パネルバン」を「旅する小さなログハウス」に! 地産地消のおしゃれ軽キャンパーに込めた想いとは
ダイハツ「ハイゼット パネルバン」を「旅する小さなログハウス」に! 地産地消のおしゃれ軽キャンパーに込めた想いとは
Auto Messe Web
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
【新車価格情報】軽自動車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年4月20日時点
カー・アンド・ドライバー
GW渋滞、九州道のピークは5月3日に最大30km! 東九州道と長崎道も混雑か【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
GW渋滞、九州道のピークは5月3日に最大30km! 東九州道と長崎道も混雑か【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】
くるくら
運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
くるまのニュース
バイクのタイヤ交換した! 交換したタイヤのベストな保管方法とは
バイクのタイヤ交換した! 交換したタイヤのベストな保管方法とは
バイクのニュース
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レスポンス
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
レスポンス
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
月刊自家用車WEB
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
motorsport.com 日本版
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
くるまのニュース
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
バイクのニュース
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
レスポンス
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
日刊自動車新聞
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
レスポンス
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
AutoBild Japan

みんなのコメント

15件
  • 日産ヨイショの記事は珍しいが、どう考えても直接のライバルであるヴェゼル
    との比較は避けてる時点で、本当は日産を応援などしていない事が分かる。
  • どうせ乗るなら最先端最新鋭が我慢車ではすぐに陳腐化乗ってて気分が乗らない
    ハイブリットの電気での走行の静かさスムーズさはガソリン車とは違う折りたたみ携帯を持っている人は無理話すことはスマホと同じそれ以外に価値をリチウムイオン電池が高いのか0回転からのトルク加速力のモーター回生ブレーキでパットが減らないエンジン定格回転で効率が実用燃費やストレスゼロの加速
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

110.0418.0万円

中古車を検索
C-HRの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

239.2302.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

110.0418.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村