アロー・マクラーレンからインディカー・シリーズに参戦し、現在ドライバーズランキング2番手につけているパトリシオ・オワードは、2026年からF1に新規参戦を行なうキャデラックのドライバー候補のひとりと噂されている。
しかし当の本人であるオワードは、2度のF1世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)と、歌手のテイラー・スウィフトが交際しているという以前F1界で話題となった斜め上な噂を例に一蹴した。
■ミック・シューマッハー、キャデラックでのF1復帰に向けて交渉進む「ここまでは非常にポジティブな状況」
「僕がキャデラックに行くという噂は、フェルナンド・アロンソがテイラー・スウィフトと付き合っているという噂と同じだ」
ESPNメキシコに対してオワードはそう語った。
2026年から11番目のF1チームとしてグリッドに加わるゼネラル・モーターズ(GM)傘下のキャデラック。アメリカとイギリスに拠点を構えてマシン開発が行なわれ、グレアム・ロードン代表のもと初シーズンに向けて着実に準備を進めている。
一方で、キャデラックは2026年ドライバーラインアップを確定させることを急いでおらず、ロードン代表は、元ハースF1のミック・シューマッハーや、メルセデスのリザーブドライバーを務めるバルテリ・ボッタス、元レッドブルのセルジオ・ペレスら複数のドライバーと交渉中であると認めた。
オワードとF1の結びつきもゼロではなく、2024年メキシコシティGPではマクラーレンからフリー走行1回目に出走。リザーブドライバーとしての役割の一貫として、今年も母国で同様の役割を果たすこととなる。
また、1978年のF1世界チャンピオンでキャデラックF1取締役を務めるマリオ・アンドレッティは以前、アメリカ人ドライバーと契約する可能性について言及し、アンドレッティ・グローバルからインディカーを戦うコルトン・ハータが選択肢のひとつであることを認めた。
アメリカ市場で人気を博するF1に、アメリカ人ドライバーがアメリカのチームから参戦する……このシナリオは商業面で大きな後押しとなるだろう。しかしロードン代表は今年4月の時点でmotorsport.comに対して、ドライバーを「実力」で選ぶと強調していた。
「我々は実力でドライバーを選ぶ。実力でドライバーを選ぶということは、アメリカのパスポートも持っていないといけないというわけではない。我々は多くのドライバーから選ぶことができる」とロードン代表は語った。
「しかしF1チームを今年か来年かだけで判断することはできない。チームはこれからも存在する」
「ファンはアメリカのチームでアメリカ人ドライバーを見たいと思っていると思う。それを妨げるモノは何もないが、経験豊富なドライバーが何人かいる。ただ我々は実力で選抜し、チームを作っていくしかない」
「前回のドライバー交渉には参加できなかったから、他の多くのチームと動きは同期していない。しかし、それにも利点がある。今はとても良いドライバーがたくさんいる」
「ドライバーのラインアップを組む時は、それが誰であれ、強力なモノになるだろう」
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