ボッシュは11月2日~4日まで幕張メッセで開催された日本最大級のスポーツ自転車展示会「サイクルモードインターナショナル2019」に出展し、ヨーロッパではブーム化しているというスポーツサイクル用電動アシスト自転車「e-BIKE」用の新型ドライブユニットを披露しました。
発表された新型モータードライブユニットは「Performance Line CX(パフォーマンスラインCX)」で、e-BIKEの中でも本格的なマウンテンバイク「e-MTB」向けのパワフルなユニットとなっています。
同ユニットはマグネシウム材の使用や新設計された内部機構によって、前モデルに比べて約25%の軽量化と、48%もの小型化を実現。重量は約2.9kgとかなり軽量な部類となります。
会場ではパフォーマンスラインCXを搭載した最新のe-MTBが全5ブランド 11種用意され、その内アメリカのスポーツバイクメーカー「TREK(トレック)」社のフロントサスペンションを備えた「Powerfly 5」と、ハイエンドモデルとなる前後サスペンションを備えた「Rail 9.7」の2モデルに試乗することができました。
オフロードから通勤まで気軽にこなせる多用途性が魅力のPowerfly 5は、46万円(税別)。ダイレクトな操安性と75NmというパフォーマンスラインCXの最大トルクを生かして、加減速を繰り返す街乗りや、フラットなオンロードでの巡行も軽快にこなしてくれそうな印象でした。
続いて試乗した「Rail 9.7」はまだ日本に1台のみという個体で、カーボンフレームとカーボンホイールを装備した79万円(税別)の高級車。イベント初日で壊すわけにはいかないので、パフォーマンスラインCXに新たに採用されたe-MTB専用の「eMTB」モードで走行しました。
「eMTB」モードはペダルの踏力によってアシスト量をリニアに制御するモードで、グリップの低いオフロードでのスリップを防ぐような設定となっており、実際に試乗コース上の濡れた未舗装路部分では明らかにスリップが減りつつ、直線で強く踏み込めば強力なアシストを得ることができました。
電動アシスト付きママチャリが10数万円と考えれば高級車と言えるe-BIKEですが、国内ではe-BIKEは都会よりも地方都市に住む30~40代男性に売れているそう。30分ほどの車通勤の距離は、e-BIKEに置き換えるのにちょうどよく、メタボ防止以外にも走る楽しさに心奪われるユーザーが多いのだそうです。新しいモビリティとしても注目のe-BIKEですが、MT車を運転する楽しみと同じように、自分で動かしている感覚を、アシストを受けながら得られるe-BIKEはクルマ好きの受け皿としても注目かもしれません。
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