メルセデス・ベンツのラインアップの中でもっともコンパクトなAクラスをベースに、流麗な4ドアクーペボディが与えられているのが『CLA』。その3代目となる最新モデルが日本市場に導入された。
新型CLAは最新プラットフォームのMMAを採用し、メルセデス・ベンツが自社開発した『MB.OS(メルセデス・ベンツ・オペレーティング・システム)』を新型Sクラスに続いて採用。最新世代の対話型インフォテインメント“MBUX”や複数の生成AIを統合したMBUXバーチャルアシスタントなど、ハード面からソフト面まですべてを刷新した最新世代のクルマだ。
メルセデス・ベンツ、新型『CLA』を導入。最新プラットフォームと新OSを搭載、デビュー記念限定車も
■小さいながらも最新メルセデスの流儀が詰まった新型CLA
ドイツ本国では2025年3月に発表され、バッテリーEV(BEV)モデルもラインアップされているが、今回日本に導入されるのは1.5リッター直4ターボ+ハイブリッドシステム搭載モデルのみ。システムは同じながら出力の違いで“180”と“220”の2種類がラインアップされており、前車のエンジン出力は100kW(約136PS)。後車は140kW(約190PS)で、モーター出力はいずれも22kW(約30PS)だ。
ボディは4ドアクーペのCLAと、ワゴンボディのCLAシューティングブレイクの2種類で、それぞれに“180”と“220”が設定されている。
CLAのエクステリアは、Aクラスをベースにしたモデルとは思えないほど伸びやかだ。
インテリアでは、インパネ全面がディスプレイになったようなスーパースクリーンをオプションで設定する。運転中でも助手席前のスクリーンでYouTubeの動画再生が可能など、3つのマルチスクリーンを使ったインフォテインメントシステムが注目ポイントのひとつとなっている。
試乗したのはCLA220。140kW/190PSのハイパワーバージョンだ。動き出しはモーターが担当し、思いのほかグッと力強く動き出す。モーターパワーは22kW/220Nmで、22kW/85Nmまでの範囲では(バッテリー残量がある限り)基本的にモーターで走ってくれる。
そしてさらにアクセルを踏み込むと、今度はエンジンが始動し、モーターの加速感をさらに上乗せしたような感覚でスピードを乗せていく。ピークパワーは190PSなのでびっくりするほどハイパワーというわけではないが、300Nmのトルクでゆとりを持って流れをリードしていける。
また、新プラットフォームの剛性感の高さもポイント。凹凸のある路面を走った時や、駐車場に入ろうと歩道に乗り上げた時のかっちりとした感覚はCLAに対する安心感も増すというものだ。
足まわりは欧州車らしく硬質感のあるもので、決して柔らかいというものではないが、ボディ剛性の高さと相まって高速度域でも揺るぎない安心感を与えてくれる。
新型になってすべてがレベルアップしたCLAだが、CLA180のメーカー希望小売価格は先代比28万円アップの598万円。中身の進化ぶりや昨今の急激な円安、クルマ全体の値上げ傾向から考えれば、充分に頑張ってくれた価格設定ではないだろうか。
■CLAラインアップ(税込)・CLA180 598万円・CLA220 687万円・CLA180シューティングブレイク 621万円・CLA220シューティングブレイク 710万円
■CLA220主要諸元全長:4730mm全幅:1835mm全高:1455mm車重:1650kgエンジン:1498cc直列4気筒DOHCターボ最高出力:140kW(約190PS)/5500rpm最大トルク:300Nm/2000-3500rpmモーター最高出力:22kW(約30PS)モーター最大トルク:200NmWLTCモード燃費:20.2km/L車両本体価格:687万円
●メルセデス・ベンツ公式サイト:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/campaigns/cla-special.html
[オートスポーツweb 2026年08月13日]
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