MotoGPは2月5日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで公式テストをスタート。セパンテスト初日は、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が最速タイムとなった。
2025年シーズンの開幕前テストは、このセパンテストが3日間、そして2月下旬にタイのチャーン・インターナショナル・サーキットでの2日間、合計5日間行なわれる。
■ロッシ、怨敵マルケスの“罠”をバニャイヤに警告「チームメイトに左右されないように」
毎年お馴染みとなっているセパンテストの初日は、少し上空に雲が懸かる天候で行なわれた。多くのライダーにとってはこれが2025年に初めてMotoGPマシンを走らせる機会だ。
しかしこのセパンテストの直前には、同じくセパンで各メーカーのテストチームが参加するシェイクダウンテストが行なわれている。そしてこのシェイクダウンにはMotoGPルーキーと、優遇措置を受けているホンダとヤマハのレギュラーライダーの参加が許され、ヤマハがクアルタラロとアレックス・リンスを走らせている。
その影響か、一足先にセパンを走り込んでいたヤマハのクアルタラロが終盤1時間というところで、最速タイムとなる1分57秒555をマークし、テスト初日のトップタイムとした。なおクアルタラロのタイムはシェイクダウンで記録した自己ベストよりも0.2秒以上速いモノとなった。
シェイクダウンから走行を続けているアドバンテージを活かしたクアルタラロに迫ったのは、今季からドゥカティファクトリーチームへ昇格し、赤色のツナギが目を引くマルク・マルケスだった。
マルク・マルケスは残り時間が5分という最終盤にアタックをかけると、タイムを1分57秒606まで更新し、初日2番手タイムとした。なお3番手には最後に兄に2番手を譲った弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)が続いた。
そして4番手には今季ルーキーのひとりであるフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)がつけ、この日のルーキー最速だった。彼のタイムは1分58秒035で、チームメイトのアレックス・マルケスからは0.297秒の差だった。
他のルーキー達は、2024年のMoto2王者である小椋藍(トラックハウス)が1分58秒763で16番手タイム。ソムキアット・チャントラ(LCRホンダ)が2分0秒299で21番手という結果だ。
なお小椋はこの日セッション開始から2時間半というところで転倒を経験している。幸い怪我などは無く、その後も走行を続けて40周を走り込んだ。
転倒者は他にも発生。特にMotoGPチャンピオンで今季からアプリリアへと移籍したホルヘ・マルティンが、セッション開始から2時間を前にしたタイミングで、ビッグハイサイドを喫してクラッシュ……右手と左足にかなり痛みがあったようで、最終的に詳しい検査のため近隣の病院へ搬送された。
その後検査でマルティンは右手と左足の骨折が明らかとなり、スペインへ戻って手術を受けることが決定。そのため、残りのテスト2日間は欠場することになってしまった。
またラウル・フェルナンデス(トラックハウス)もクラッシュし、彼は左手中手骨を骨折してしまった。フェルナンデスはスペインへ帰国し手術を受ける予定で、セパンテストの残り日程は全休が決まった。マルティンと合わせて、アプリリア陣営にとっては得られるデータが減るため厳しい状況になったと言えるだろう。
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みんなのコメント
リプレイ見てるとかなり強く叩きつけられているように見えるけど、
今年がドカのお陰でなく自分の実力を証明できる正念場だと思って期待していたけどお先真っ暗ですね。
アプリリアは昨年1勝できただけで、マルティンが来たことで浮かれまくってたけど、相変わらずマシンに大きな問題がありそうですね。またドカ1強になるかな?