フランスでは2008年以降、グランプリが定期的には開催されていない。2018年から2022年にかけて計4回、ポール・リカール・サーキットでF1が行われたが、2020年は新型コロナウイルスのパンデミックによりレースは開催されず、グランプリ復活の試みは失敗に終わった。
しかし、だからといってフランス国内のF1への関心が薄れたわけではない。先週末には、国内でこのスポーツへの大きな愛が依然として健在であることを証明した、ふたつの大規模イベントが開催された。
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そのうちのひとつは、4月25~27日にポール・リカール・サーキットで行われた『フランス・ヒストリック・グランプリ』で、3日間で8万人以上の観客を集めた。このイベントでは、数十のレースやデモンストレーションが実施され、来場したファンを楽しませた。
ルノーが初めてF1タイトルを獲得してから20周年を迎えた今年は、フェルナンド・アロンソがチャンピオンシップを勝ち取った『RS25』を、当時のテストドライバーのフランク・モンタニーが披露するなど、盛大な祝賀イベントも行われた。
このフランス人ドライバーは、イベントに出席した9人の元F1ドライバーのひとりだったが、真の主役はレースやチャンピオンシップの勝利に貢献した何台かのマシンと再会した、アラン・プロストだった。
また、彼の友人であり現在ポール・リカール・サーキットを実際に運営しているジャン・アレジは、1989年にF3000のタイトルを獲得したレイナード89Dと、同年フランスGPでのF1デビュー戦で搭乗したティレル018をドライブし、その後、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を隣に乗せて跳ね馬の330 P4でトラックを1周し、観客を喜ばせた。
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もうひとりのワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブもイベントを盛り上げた。彼は父親のフェラーリT5でデモランストレーション走行を実施した。さらに、元グランプリウイナーのルネ・アルヌーとティエリー・ブーツェンも歴史的なマシンを走行させた。
フェラーリやマクラーレンなどで活躍したステファン・ヨハンソンも、このイベントに参加するためにはるばるカリフォルニアから駆けつけた。この他にも1987年末から1989年半ばまでラルースのチームメイトだった地元のフィリップ・アリオーとヤニック・ダルマスもイベントに参加していた。
どういうわけか、マニクール・サーキットでも、同じ週末に『ヒストリック・デイズ』という催しが開催されていた。このイベントでは、より古いマシンに重点が置かれていたが、3人の非常に有名なゲストが来場しており、そのうちふたりは過去にレースに出場したマシンをドライブできるほど健康だった。
2度の世界チャンピオンに輝いたエマーソン・フィッティパルディは、1981年のグランプリレースで、彼にとって最後のマシンとなったフィッティパルディF8をドライブした。また、8度のグランプリウイナーであるジャッキー・イクスは、今から53年前に自身がドライブして大成功を収めた1972年型フェラーリB2で大いに楽しんだ。
ジャック・ラフィットは、このイベントに参加したもうひとりの元グランプリウイナーだった。また、ラリーの伝説的人物であるジャン・ラニョッティは、この週末の4人目のアンバサダーを務めた。4人はお互いに交流を深め、マニクールでの3日間で多くのプログラムに参加していた。
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[オートスポーツweb 2025年05月01日]
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みんなのコメント
それだからどっちもダメと言われて開催権買えなかったのに