9月13日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に参戦するB-MAX Racing Teamは、9月26~27日に岡山国際サーキットで開催される第2ラウンドに向けて、51号車と52号車のドライバーを変更し、51号車を片山義章が、52号車をなんと影山正美がドライブすると発表した。
スーパーフォーミュラ・ライツに参戦するB-MAX Racing Teamは、今季50号車のドライバーとして阪口晴南を起用する一方、他の2台には外国人ドライバーを起用する予定を立てていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、他の多くのドライバー同様、外国人ドライバーが来日できない状況が続いていた。
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そんななか、8月29~30日にツインリンクもてぎで開催された第1ラウンドでは、51号車に藤波清斗を、52号車に高星明誠を起用し、阪口とともに上位を争うレースを展開していたが、第2ラウンドに向けて楽しみなドライバーを起用することになった。
藤波に代わって51号車をドライブすることになったのは、2016~19年に全日本F3選手権を戦っていた片山だ。今季は目立ったレース活動を行っていないが、スーパーフォーミュラ・ライツの舞台に戻ってくることになる。特に2019年は地元である岡山で初優勝を飾っており、どんなレースを展開するか期待したいところだ。
そして驚きの起用となったのは52号車だ。なんと影山正美という名が記されることになった。国内外のトップカテゴリーで活躍してきた影山は、カーナンバーと同じく52歳。今季もピレリスーパー耐久シリーズでMP Racing GT-Rをドライブしているものの、フォーミュラは2004年以来となる。また過去に全日本F3選手権には1990~94年に参戦していたが、なんと26年ぶりとなる。
今回の影山の起用は『MASAMI PROJECT』として、昨今国内のフォーミュラで増えているジェントルマンドライバーの参戦に対し、同世代への刺激として、またもちろん若手ドライバーにも刺激を与えるためのものだという。
影山が現代の最新フォーミュラをどうドライブするのか……? 岡山ラウンドのトピックスのひとつとなりそうだ。
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