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貴重なシングル・ナンバー「510ブルーバード」という”バトン”を世代を越えたイベント仲間が受け継ぐ!

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貴重なシングル・ナンバー「510ブルーバード」という”バトン”を世代を越えたイベント仲間が受け継ぐ!

趣味の繋がりで受け継がれた510

クラシックカーの世界では、1台のクルマがオーナーから次オーナーへと受け継がれながら大切に残されていくことがあります。今回紹介するのは、そんなオーナーたちが歴史をつなぐ1969年式ダットサン「ブルーバード1600SSSクーペ」。新潟県糸魚川市で開かれた『第20回フォッサマグナミュージアム・クラシックカーミーティング』の常連車両として知られていますが、現在のオーナー・森浩一さんの手に渡ったのは、じつは2025年3月のこと。新たなオーナーにバトンをつないだ名車です。

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常連車に見えてじつは新オーナー

近年はヤングタイマーやネオクラシックと呼ばれる、2000年頃までに登場したクルマが参加できるクラシックカーのイベントも増えてきた。

しかし、歴史ある本イベントに参加資格のある車両は「基本的に1974年以前に生産された車種」と定められており、その規定は開催当初から変わっていない。主催者のこのような見識が、古くからのファンには懐かしく、若いファンには新鮮なクルマが間近で見られるイベントとして、長い間人気を保っている要因であろう。

今回で第20回という節目を迎えたイベントだけに、常連の参加車両も多い。本稿で紹介するブルーバード1600SSSクーペも、ここ糸魚川のイベントではお馴染みの常連車両である。

筆者は本イベントに過去にも訪れており、この510型ブルーバードは見覚えはあったが、オーナーに話を聞く機会は今回が初めてである。

「ご覧のとおり510ブルーバードの1600SSSクーペです。年式は1969年式。じつは2025年の3月に私の手元に来たばかりなんですよ」

と話してくれたのは現オーナーの森浩一氏。

「富5」のシングル・ナンバーを掲げた常連車両であることから長年所有してきたと思われたが、実際は手に入れて間もなかったのだ。

「イベント自体は昔からおなじみです。私はもともと1962年式のセドリックに乗っていたのですが、日産・ダットサン好きという共通の趣味仲間の繋がりがあって、このクルマを前オーナーから譲っていただいたのです」

譲り受けて間もない510型ブルーバードは、SSSというスポーティ・グレードだがオートマチックと、当時としては珍しい組み合わせと言える。前オーナー時代から丁寧にメンテナンスされていただけに、非常に良好なコンディションを保っている。

「1960年代から1970年代にかけて、国産車は長足の進歩を遂げたと思います。セドリックと比べるとそれがよくわかります。1962年式のセドリックだと、高速道路でも巡航速度は70km/hがせいぜいですが、510であれば100km/h巡航も苦になりません」

310型および410型ブルーバードで世界の市場に橋頭堡(きょうとうほ)を築き、510型で大成功を収めた日産。日産大躍進の象徴とも言える510型ブルーバードが、貴重なシングル・ナンバーをキープしつつ、愛好家たちの手によって世代を超えて受け継がれていくことは、素敵なエピソードである。

文:Auto Messe Web 長尾 循(NAGAO Jun)
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みんなのコメント

5件
  • may********
    イベントに63年式クラウンで参加した者ですが、気になる510でしたが、最近手に入れられたとは驚きましたし、62年式セドリックであ~あの方。と思い出しました。

    同じ1900㏄エンジンで、設計年次も然程変わらないエンジンですが、70キロがせいぜいは何処かにスピード制限が掛る要因があるのかも知れません。90キロは出ると思います。私のクラウンは120キロ巡行が出来ます。

    流石にあの510と高速巡行したらクラウンは負けちゃうかな?
  • ***********
    貴重なのは分かるんです。でもね排気ガスは汚いしこうゆうクルマにこそ重課税するべきだよね。なるべく乗らないように。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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