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AT搭載のインプレッサSTI A-Lineなら、より気軽にSTIらしさを楽しめる!

インプレッサSTI史上唯一! 5速ATを搭載した「A-Line」

インプレッサSTIといえば、WRCで勝つことを至上命題として生まれた4WDスポーツモデルであることはもはや説明不要でしょう。

スバルの量販車種であるインプレッサをベースとしながらも、大きく張り出したブリスターフェンダーやボンネットダクト、大型バンパースポイラーなどが通常モデルとは一線を画していることを静かにアピールしています。

とはいえ、本格的なスポーツモデルであるインプレッサSTIの基本は3ペダルのMT。

ファミリーカーとして使うにはややハードルが高いというのもまた事実でしょう。

しかし、そんなインプレッサSTIにもイージードライブを可能とした2ペダルモデルが存在していたのです。

それが、3世代目のインプレッサSTIにモデル途中で追加された「A-Line」シリーズです。

インプレッサSTIの後を継いで登場したWRXにも、S4と呼ばれる2ペダルのグレードが存在します。

しかし、搭載されるのはリニアトロニックと呼ばれるCVT。

一方で今回紹介するA-Lineは、変速感が楽しめる5速ATとなっています。

また、搭載されるエンジンもEJ20型の2Lターボではなく、EJ25型と呼ばれる2.5Lターボ。

等長排気系とツインスクロールターボは採用されておらず、カタログスペックもEJ20ターボの308ps/43.0kgf・mに対し、300ps/35.7kgf・mと低い数値ですが、大排気量エンジンらしく低回転からトルクフルな走りを堪能できる、まさにATにベストマッチなエンジンでした。

MTモデルは、センターデフの差動制限力を任意に変更できるドライバーズコントロールセンターデフ(DCCD)式が採用されていますが、A-lineでは電子制御のVTD-AWDを採用。トルク配分は前後45:55に固定されています。

リアのLSDはビスカスLSDになり、ブレンボ製ブレーキキャリパーが省かれる(オプション設定アリ)など、MTモデルとの差異は意外と大きくなっていますが、これもATとのマッチングを考えてのこと。

サーキットやラリーで競うのであれば別ですが、一般道を気持ちよく走るという点では、これらの装備が変更されていてもSTIらしい走り味はしっかり残されているのでご安心ください。

A-Lineだから選べる装備も!

MTモデルに比べるとラグジュアリーな味付けとなっているA-Lineですが、それは装備面にも表れています。

例えば、MTモデルのインプレッサSTIには設定されていない、サンルーフや本革シートがメーカーオプションで用意されています。

特に本革シートは、精悍なブラックレザーの他に「プレミアムタンインテリア」と名付けられたオレンジに近いタンレザーも用意されており、こちらを選択するとステアリングもタンレザーとのコンビレザーになるこだわりっぷり。

硬派なスポーツモデル一辺倒ではない、A-Lineのキャラクターをうかがい知ることができますね。

ボディタイプは5ドアハッチバックと4ドアセダンの2種類

3世代目のインプレッサSTIは、5ドアハッチバックモデルとしてスタートしました。

そして2009年2月の一部改良のタイミングでA-Lineが追加されているのですが、2010年7月にセダンボディのSTIが登場すると、A-Lineもハッチバックとセダン両方に設定がなされ、以降2タイプのボディが併売される形となりました。

基本的にハッチバックとセダンの違いはリアセクションの違いのみ。

トランクがある分、セダンの全長が65mm長くなる以外は共通で、リアシートが可倒式となるのも同様です。



インプレッサSTI A-Lineの相場は?

気になるインプレッサSTI A-Lineの中古車の状況ですが、ハッチバックもセダンも同じような台数が流通しており、執筆時点(2020年2月6日)ではハッチバックが50台、セダンが55台見つかりました。

スポーツモデルでは高くなりがちな修復歴車の割合も1~2割程度と少なめで、ハードなカスタマイズが施された個体も少ない印象。

2014年まで販売されていたモデルだけに、程度良好な個体を見つけるのもそこまで難しくなさそうです。

支払総額で見ると、230万円程度から100万円を切るものまで幅広くなっていますが、ボリュームゾーンは150万~180万円といったところで、この価格帯でも走行距離5万km未満のものを見つけることができます!

ハッチバックとセダンでは若干ハッチバックモデルの方が安めな印象ですが、ハッチバックの方が登場が早いため、低年式で走行距離の多い個体があるという点が影響しているようです。

販売店にヒアリングしたところ、使い勝手の面でハッチバックを探しているユーザーも多く、直接的な後継車種が存在しないことから、今後ハッチバック人気が上がっていく可能性がありそうとのことでした。

なお、A-Lineの特徴のひとつである本革シートやサンルーフですが、本革シートについては装着車率は全体の3割弱とあまり高くなく、タンカラーの個体はさらに少なくなります。

そしてサンルーフに至っては数えるくらい(執筆時点でセダンの2台のみ)と非常にレア。A-Lineらしい装備の組み合わせの個体狙いなら、早めのアクションがカギでしょう。

とはいえ、前述したようにインプレッサSTIとしては唯一の5速AT&2.5Lターボエンジンを搭載したモデルだけに、今後その価値が見いだされる可能性も高いはず。

程度の良い個体を比較的安価に購入することができる今こそ、大人のスポーツモデルとして狙うのは大いにアリと言えそうです。

文/小鮒康一(フナタン)、写真/スバルインプレッサSTI A-Lineシリーズを探してみる▼検索条件スバル インプレッサSTI(3代目)×A-Lineシリーズ×全国インプレッサハッチバックSTI A-Lineシリーズを探してみる▼検索条件スバル インプレッサハッチバックSTI(初代)×A-Lineシリーズ×全国

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