現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【SCOOP!】普通2輪免許で乗れるハーレー「X350」が2023年内に日本上陸へ?! 353cc水冷2気筒エンジンのカッコ可愛いトラッカー

ここから本文です

【SCOOP!】普通2輪免許で乗れるハーレー「X350」が2023年内に日本上陸へ?! 353cc水冷2気筒エンジンのカッコ可愛いトラッカー

掲載 34
【SCOOP!】普通2輪免許で乗れるハーレー「X350」が2023年内に日本上陸へ?! 353cc水冷2気筒エンジンのカッコ可愛いトラッカー

中国で先行デビューしたマシンを日本に導入か

ハーレーダビッドソンは、中国市場向けに水冷353cc並列2気筒エンジンを搭載したブランニューモデル「X350」を今年3月に発表。これが日本にも導入されるのではないかと思える状況になってきた!

そのスタイル、ミニスポーツスター!? ハーレー「X500」が並列2気筒エンジンを搭載して誕生! 日本への上陸はあるのかないのか



XR750スタイルでフレンドリーなサイズ感と価格を実現

ハーレーダビッドソンのブランニューモデルとして中間排気量のマシンが複数登場し、海外を賑わしている。このところ2輪市場が活気づいている中国ではQJモーターサイクルとのコラボレーションで「X350」および「X500」を開発、そしてインドでは440ccの空冷シングルエンジンを搭載した「X440」をヒーローモトコープとのコラボレーションで発表している。

いずれも、ハーレーならではのスタイリングを体現しながらコンパクトかつリーズナブルな価格設定とし、ブランド入門モデルの役割が与えられているのが特徴だ。

このうち、今回注目しているX350について、どうやら日本へ導入されるのではないかと思われる状況になってきたようだ。

―― ハーレーダビッドソンのフラットトラックレーサー×2車で、左は長年にわたって活躍したXR750、そして右は新世代水冷エンジン搭載のXG750Rだ。※写真はウィズハーレー提供

X350は、ハーレーダビッドソンが1970年代初頭から40年以上にわたってフラットトラックレースで活躍してきたXR750をセルフオマージュしたかのようなデザインで発表された。ハーレーのスポーツスターはフラットトラックレースの血筋を引いていることでも知られ、2009年にはXR1200というモデルも発売している。新型X350は、そんなXR系と同じオレンジ×ブラックのカラーをラインナップし、ハーレーのレガシーをガッツリ活用しているのだ。

ベースモデルは、イタリア発のブランドで中国企業の傘下にあるベネリのストリートモデル「302S」のようで、フレームやエンジンを見ると、日本でも販売されている250cc版「TNT249S」そっくり。これをうまくXRテイストのデザインの落とし込んでいる。

エンジンは、ハーレーとしては珍しい並列2気筒で、これをスチール製トレリスフレームに搭載。メカニズムの基本はベネリだが、それをどこから見てもハーレーと思えるデザインに包んでいるのだからさすがのひとことである。

―― エンジンはボア×ストローク比が70.5×45.2mmというショートストローク設定で、ヘッドはDOHC4バルブを採用。最高出力36.7psを発揮する。

―― 灯火類はフルLED。φ41mm倒立フロントフォークを採用し、フロントブレーキにはウェーブタイプのダブルディスクを奢る。

ライバル勢とガチンコ勝負するには……!

そんなX350がなぜ日本に入ってくるのか。

それは、来季以降の販売台数目標や、トライアンフ/ロイヤルエンフィールドといったライバル外車勢がこぞって400ccクラスにニューモデルを投入していることが挙げられる。

ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)の野田社長は以前のインタビューで、今後は年間2万台のセールスを目指していくと述べており、2022年には前年の落ち込みからV字回復を果たしている。これをさらに加速するため、大型二輪免許の教習車として現行最新モデルを供給することも検討(おそらくナイトスターベースだろう)しているといい、さらに中国向け350と500のモデルについても言及。そのときの感触から、実際に日本へ400cc以下のモデルを導入することへの障壁は低いように感じられた。

また、トライアンフがスピード400やスクランブラー400Xを発表し、2023年末には日本を含むグローバル展開を予告している。ロイヤルエンフィールドの躍進も見逃せないだろう。

HDJがX350を導入しない理由を見つけるほうが難しいのではないか、そう思えてならない。じっさい、導入へ前向きな気配も漂いはじめたようだとの声もディーラーからは聞こえてくる。となれば、あとはディーラー網全体がそれを望むかどうかにかかっている。

2023年内に導入されるとすれば今秋にもなんらかの情報が入ってくるはず。価格については……正直なところまだ読めないが、ライバル勢とガチンコ勝負に出るなら70万円台までだろう。

待て、続報!!

―― 空冷OHV2バルブの45度V型2気筒エンジンを搭載したXR1200。発売は2009年だった

HARLEY DAVIDSON X350[2023 China model]

―― HARLEY DAVIDSON X350[2023 China model]

―― 車名X350全長×全幅×全高2110×──×──mm軸距1410mm最低地上高185mmシート高817mm装備重量195kg(乾燥重量180kg)エンジン型式水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ総排気量353cc内径×行程70.5×45.2mm圧縮比11.9:1最高出力36.7ps/──rpm最大トルク3.16kg-m/7000rpm変速機常時噛合式6段リターン燃料タンク容量13.5LWMTCモード燃費20.2km/Lタイヤサイズ前120/70ZR17タイヤサイズ後160/60ZR17ブレーキ前油圧式ダブルディスクブレーキ後油圧式ディスク価格未発表発売時期未発表※諸元は中国仕様

こんな記事も読まれています

ルノー&アルピーヌ、東京オートサロン2024に出展。R.S.最終モデルとA110 R新グレードが登場
ルノー&アルピーヌ、東京オートサロン2024に出展。R.S.最終モデルとA110 R新グレードが登場
AUTOSPORT web
2年落ちでも新車並みってマジか!! カローラクロスの下取り価格がまったく落ちない意外な理由
2年落ちでも新車並みってマジか!! カローラクロスの下取り価格がまったく落ちない意外な理由
ベストカーWeb
速度が上がるにつれてクルマが浮く! スポーツカー乗りが語る「リフト」って一体なに?
速度が上がるにつれてクルマが浮く! スポーツカー乗りが語る「リフト」って一体なに?
WEB CARTOP
「日本カーオブザイヤー2023-2024」、プリウスに栄冠 トヨタ4年ぶりの受賞
「日本カーオブザイヤー2023-2024」、プリウスに栄冠 トヨタ4年ぶりの受賞
日刊自動車新聞
「振り出しに戻った方がいい」「まだ分からないこともたくさん」「暖かくなるまで待ちます」【SF Mix Voices 合同テスト】
「振り出しに戻った方がいい」「まだ分からないこともたくさん」「暖かくなるまで待ちます」【SF Mix Voices 合同テスト】
AUTOSPORT web
「今年の一台」を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー、2023-2024はトヨタ・プリウスが獲得!!
「今年の一台」を決める日本カー・オブ・ザ・イヤー、2023-2024はトヨタ・プリウスが獲得!!
ベストカーWeb
ホンダ まったく新しいデザインの次世代EV群を導入 1月9日初公開へ
ホンダ まったく新しいデザインの次世代EV群を導入 1月9日初公開へ
AUTOCAR JAPAN
“チャンピオンカー”をドライブし「引き出しがすごく増えた」坪井翔。上位安定が自信に
“チャンピオンカー”をドライブし「引き出しがすごく増えた」坪井翔。上位安定が自信に
AUTOSPORT web
ブリヂストンがフォーミュラE単独タイヤサプライヤー選出にコメント。契約期間は2030年までの4年間
ブリヂストンがフォーミュラE単独タイヤサプライヤー選出にコメント。契約期間は2030年までの4年間
AUTOSPORT web
トヨタ「ハイエース」と日産「キャラバン」の内装カスタムを見比べる! キーワードはアンティークとラグジュアリー
トヨタ「ハイエース」と日産「キャラバン」の内装カスタムを見比べる! キーワードはアンティークとラグジュアリー
Auto Messe Web
【ホンダ オデッセイ 改良新型】「黒」を意識した純正カスタムを提案…ホンダアクセス
【ホンダ オデッセイ 改良新型】「黒」を意識した純正カスタムを提案…ホンダアクセス
レスポンス
大型の重量級SUVに「安全上の懸念」 環境にも悪影響… ユーロNCAP、トレンドに厳しい評価
大型の重量級SUVに「安全上の懸念」 環境にも悪影響… ユーロNCAP、トレンドに厳しい評価
AUTOCAR JAPAN
最高級の限定生産車 某メーカー向けに「超大型SUV」開発中 英でコーチビルダー設立
最高級の限定生産車 某メーカー向けに「超大型SUV」開発中 英でコーチビルダー設立
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】ドゥカティ移籍のマルケス、上手くいかなければ「批判も受け入れるし、上手くいかなくても静かに引退できる」
【MotoGP】ドゥカティ移籍のマルケス、上手くいかなければ「批判も受け入れるし、上手くいかなくても静かに引退できる」
motorsport.com 日本版
新型「N-BOX」が早速シャコタン化!? ホンダの人気軽ワゴンがド迫力エアロ仕様に! クールジャパンが開発中のカスタム姿を公開
新型「N-BOX」が早速シャコタン化!? ホンダの人気軽ワゴンがド迫力エアロ仕様に! クールジャパンが開発中のカスタム姿を公開
くるまのニュース
新しい魅力へとシフトした新型プリウス…工藤貴宏【日本カーオブザイヤー2023-2024】
新しい魅力へとシフトした新型プリウス…工藤貴宏【日本カーオブザイヤー2023-2024】
レスポンス
ブリヂストン ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権 2026-2027 シーズン(シーズン13)からの単独タイヤサプライヤーに選定。サステナビリティを中核に据え、グローバルモータースポーツ活動へ復帰
ブリヂストン ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権 2026-2027 シーズン(シーズン13)からの単独タイヤサプライヤーに選定。サステナビリティを中核に据え、グローバルモータースポーツ活動へ復帰
Auto Prove
バイクニュース今週のダイジェスト(12/4~8)
バイクニュース今週のダイジェスト(12/4~8)
バイクブロス

みんなのコメント

34件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで! 登録してお得なクーポンを獲得しよう
マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村