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Early ’20原付二種レジャーバイク〈125cc〉国産新車ラインナップ

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Early ’20原付二種レジャーバイク〈125cc〉国産新車ラインナップ

’20国産新車バイク完全アルバム

原付二種クラスは125ccを中心に近頃大人気。コストパフォーマンスの良さに加え近年のアジア市場の拡大も相まって、ラインナップは増加の一途だ。中でもホンダはこのトレンドを強力に牽引。前ページのカブファミリーに続いて、本ページではレジャーバイク編としてホンダ モンキー125/グロム、カワサキZ125プロを紹介する。

Early ’20 ホンダ 原付二種カブファミリー 〈110~125cc〉新車ラインナップ

●文:沼尾宏明、宮田健一

ホンダ モンキー125/ABS:大きくなってもモンキーはモンキー

グロム系の125cc横型空冷エンジンを搭載し、前後12インチのホイールで車体サイズも50時代よりもひと回り大きくなったが、その愛らしいフォルムは不変の新世代モンキー。地面を蹴ってのんびりトコトコ走るモンキーらしさはそのままに、スロットルを開ければ排気量アップによって幹線道路の流れにも十分乗れるパワーを発揮。ブレーキも前後ディスクとなって安心した制動力が得られるようになったほか、STDより3万3000円高でABS仕様も用意されている。登場したのは’18年で、’19年夏には新色ブルーも追加され全3色がラインナップ。ヘッドライトをはじめとした灯火類はすべてLEDとなっており、メーターも反転液晶のデジタルタイプ。メッキパーツもふんだんに奢られており、質感や所有感も満足させてくれる仕上がりとなっている。

―― 【’19 HONDA MONKEY 125/ABS】■空冷4スト単気筒SOHC 124cc 9.4ps/7000rpm 1.1kg-m/5250rpm ■107kg(装備) シート高775mm 5.6L ■タイヤF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元はABS仕様 ●価格:40万7000円(ABS無)/44万円(ABS有) ●販売中

―― 車体色は、ローンチカラーのレッド×ホワイト、イエロー×ホワイトに加えて、’19年夏から爽やかなブルー×ホワイトも追加されて、3種類のラインナップとなった。

―― 50と125比較するとひと回り大きいことがわかる。

―― フロント倒立フォークはモンキーらしさと同時に、よく踏ん張るしっかりしたものに。ディスクブレーキはABSありとなしが選べる。リヤは2本サスにセミオーバル断面のスイングアームを持つ。リヤブレーキもディスクを採用して制動力は高い。タイヤは前後12インチ。

―― メーターは反転液晶を用いた丸形1眼のデジタルタイプ。メインキーをONにすると、サルの目が瞬きするような演出が表示される。燃料計も完備だ。

―― 灯火類はすべてLEDで、ヘッドライトは周囲にポジションランプも備えている。ビレットタイプのウインカーボディやテールランプハウジング、ヘッドライトのリムはメッキ仕上げで高質感だ。

ホンダ グロム:元気に走れる12インチスポーツ

前後12インチホイールと4速横型空冷エンジンのミニスポーツモデル。フロントに倒立フォーク、リヤにモノショックのサスを持ち、ブレーキは前後ディスクと足まわりも本格的。デジタルメーターやLEDヘッドライト&テールランプなどで装備も充実している。ABSの装着はなし。’17からグレー、ホワイト、レッドの3カラーで発売されている。

―― 【’19 HONDA GROM】■空冷4スト単気筒SOHC 124cc 9.8ps 1.1kg-m ■104kg(装備) シート高760mm 5.7L ●価格:35万7500円 ●販売中

―― カラーバリエーションはパールバレンタインレッド、パールヒマラヤズホワイト、マットアクシスグレーメタリックの3色。

カワサキ Z125プロ:’20モデルに新色追加

グロムと双璧をなす12インチサイズのスポーツモデルでZシリーズの末弟。4速マニュアルミッションの空冷横型エンジンを採用し、倒立フォークや右にオフセットされたリヤモノショックを持っている。メーターにはギヤポジションインジケーターも装備。’20モデルはグレーとホワイトの新色2種にて販売中。

―― 【’20 KAWASAKI Z125 PRO】■空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.7ps 0.98kg-m ■102kg(装備) シート高780mm 7.4L ●価格:35万2000円 ●販売中

―― カラーバリエーションはパールブリザードホワイトとメタリックマットミステリアスグレーの2色。

近年人気が高まるばかりの原付二種クラス。レジャー系バイクに続いて、次ページではスポーツバイク編としてホンダ CB125R、スズキ GSX-R125/GSX-S125の3台を紹介する。

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みんなのコメント

4件
  • 新旧並べると、もはやモンキーと呼ぶにはデカ過ぎるサイズになったな。
  • モンキーがひと回り大きく?いや、ふた回りは大きくなっている気がしますが・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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