ブレーキホースブラケット不具合
日産は、2022年6月30日付で、セレナ、およびOEM車種のスズキ・ランディの4WDモデル(2021年12月8日~2022年2月16日製造)計824台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
国土交通省によると、ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生する。
そのままの状態で使用を続けるとブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあるという。
改善策として、全車両、ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施する。
日産社内にて発覚し、リコール届出となった。なお、事故の発生は確認されていない。
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