ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、F1ベルギーGPの1周目にフェラーリのルイス・ハミルトンと接触してスピンし、グラベルトラップにハマってリタイアした。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリはこのレースを完勝したため、ラッセルとのポイント差を50に拡大。痛恨の無得点となった。
この結果についてラッセルは、ハミルトンと接触したことよりも、それ以前にバッテリーのエネルギー残量が枯渇してしまい、ケメルストレートで身動きが取れなくなったことの方に憤慨した。
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ラッセルはベルギーGPの決勝レースを3番グリッドからスタート。ラディオンを登り切るまではそのポジションを維持したものの、ケメルストレートでのスピードが伸びず、ライバルに迫られることになった。
ラッセルはフェラーリのシャルル・ルクレールにあっさりと抜かれた後、ケメルストレートエンドのレ・コームでイン側からハミルトンに攻められた。この際、ラッセルとハミルトンは接触し、ラッセルはスピン。そのままグラベルに飛び出してしまい、その場でレースを終えた。
パドックに戻ってきたラッセルは苛立ちを隠せず。しかし当時の状況について詳細を説明した。曰く1コーナーでのブレーキングでエネルギー回生ができず、バッテリーに電気を蓄えることができなかったため、ストレートでライバルに太刀打ちできなかったと語った。
「良いスタートを切ったんだ。最初のコーナーは良い感じで走れて、(マックス)フェルスタッペンのすぐ後ろにつけていた。しかしどういうわけか、ターン1でバッテリーが充電されなかったんだ」
ラッセルはmotorsport.comを含む複数のメディアに対してそう語った。
「バッテリーが充電されず、最初のコーナーを抜けた時点でバッテリー残量が35%低かった。充電されなかったせいで、ブーストに問題があった。ターボもその問題を解決することができず、パワーがまったく出なかった。ラディオンの頂上に着いた時にはバッテリー残量が0%になってしまった。正直に言って危険だったよ。3台のマシンに囲まれてしまったんだ」
「そもそもああいう状況に陥るべきじゃなかった。だから一番腹が立つんだ」
結局接触の責任はハミルトンにあるとして、レーススチュワードはハミルトンに5秒のタイム加算ペナルティを科した。しかしラッセルは接触そのものよりも、その遠因となったPUのトラブルの方に苛立っていた。
「正直に言って僕とルイスの一件は、レース中の出来事だったと思う」
そうラッセルは語った。
「彼は故意にやったわけじゃない。僕よりは彼の方に責任があったと思うけど、無謀なことは何もしていなかったと思うよ」
「僕が一番腹立たしかったのは、そもそもあんな状況に陥ってしまったことだ。ターン1を過ぎたところでは絶好のポジションにいた。ターン5までは前のふたりと戦う準備はできていた。ところが、後ろの3人のドライバーに囲まれてしまったんだ」
今シーズンの序盤の苦労にどう対処しているかと尋ねられたラッセルは、こう語った。
「もう失望感はない。こんなことが何度も起きると、慣れてしまうもんだよ」
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みんなのコメント
バッテリー気にして走るなら耐久でやってくれと言いたい。
噂にでてるV8PUを前倒しで実現してもらいたいものだ。