■ティグアンに初めて設定された「R」バージョン
独フォルクスワーゲン(VW)は2020年11月25日、コンパクトSUV改良新型「ティグアン」にハイパフォーマンスバージョン「ティグアンR」を設定、欧州で販売を開始した。
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ティグアンRに搭載する「EA888 evo4」型2リッター直列4気筒ターボ(TSI)エンジンは、320ps・420Nmを発生。駆動方式は4MOTION(4WD)で、トランスミッションは7速DSG(DCT)。エンジン出力は「Rパフォーマンストルクベクタリング」で4輪に分配される。
これにより、0-100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(リミッター)というパフォーマンスを発揮する。
VWとして初めて、2つのマルチプレートクラッチを備えたリアファイナルドライブを装備。このシステムは駆動力を前輪と後輪に分配するだけでなく、後輪の左右に可変的に分配する。この新たな4モーションシステムにより、とくにコーナリング時のハンドリング特性が大幅に向上しているという。
ティグアンRは、フォルクスワーゲンRによって開発された。エクステリアではRデザインのエアロバンパー、マットクロームのミラーカバー、高光沢のブラックリアディフューザー、ブラック20インチミサノアルミホイールなどが標準装備される。
インテリアではヘッドレスト一体型のプレミアムスポーツシートや専用Rロゴ、ラップタイマー機能などもあるデジタルコックピットなどを装備、ほかのティグアンとは差別化されている。
またRロゴ付きのブルーのブレーキキャリパーや10mmローダウンされたDCCシャシ、18インチブレーキシステムがRモデルらしい走りを引き立たせる。
さらに、ドライブプロファイルにはスポーツモードである「R」モードを追加設定。マルチファンクションステアリングホイール上にある青い「R」ボタンを押すことでも、このRモードを直接アクティブにすることが可能になる。
オプションでは21インチのエストリアルアルミホイールやアクラポビッチのチタンエキゾーストシステムも用意。またデザインパッケージ「ブラックスタイル」も選ぶことができる。
ドイツでの車両価格は5万6703.53ユーロ(日本円で約705万円。16%のドイツ付加価値税込)。日本での発売時期は未定だ。
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ティグアンは2019年、ヨーロッパでもっとも販売されたSUVで、35秒ごとに1台、生産ラインを離れたという、いままでのVWの新記録を作ったベストセラーモデルだ。
初代ティグアンは2007年のフランクフルト・モーターショー(IAA)で世界初公開され、2011年にジュネーブショーで改良新型を発表。改良新型では年間販売台数が初めて50万台を突破したという。
2015年9月にはIAAで2代目ティグアンが世界初公開、2016年4月から販売を開始した。2017年には「ティグアン・オールスペース」という車名のロングホイールベースバージョンがデビューしている。
2019年には91万926台が生産されている。この数字は、初代ティグアンの1年目の生産台数と比べると、およそ8倍に増加しているという。
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みんなのコメント
日本価格は650万くらいならいいのに
微妙に高いなぁ