三菱自動車ブランドを象徴する新世代のフラッグシップモデル
2026年5月末に公表された三菱自動車の新中長期ビジョンの中で、年始に開発が明かされた新型クロスカントリーSUVが、「パジェロ」であることが明らかになり、それ以来、大きな話題となっていた5代目となる新型が、2026年9月2日、全世界に向けて東京にてワールドプレミアムが実施されました。
【画像】ヤバっ、カッコよすぎ!話題沸騰の三菱 新型「パジェロ」を写真で見る(30枚以上)
ネットではパジェロの話題で持ち切りに。なぜ今、パジェロ復活が注目されるのでしょうか。
2019年4月、国内向けパジェロの生産が8月をもって生産終了となるニュースに、寂しい思いをしたファンは少なくありません。なぜならこの発表の時点での国内累計販売台数は64万台以上。海外向けを含めると324万台以上にもなり、その台数分だけのエピソードが残されていたからです。
その後、歴代モデルを送り出してきた「パジェロ製造」も、他モデルを含めた製造を終え、2021年8月末に閉鎖となり、パジェロのひとつの歴史が終わりを迎えました。
しかし、パジェロの魂が失われたわけではありません。三菱歴代SUVにも、その精神が受け継がれるだけでなく、トライトンをベースとする弟パジェロとなる「パジェロスポーツ」も継続生産されています。
そして、大幅に性能強化された新型トライトンが、2023年に登場して以来、新開発ラダーフレームと大幅に進化した乗用性能から、パジェロの復活を期待する声も高まっていました。
それを新型パジェロのワールドプレミア後のネットの反響に感じとることができます。
その一例を紹介すると、Xでは、国内外のメディアだけでなく、多くの個人がパジェロに関するツイートを発信。
その中から日本のファンの反響を拾ってみると、「カッコいい」や「まさにパジェロ」という新型デザインに対する高評価を始め、発表会場に用意された登坂キットの45度傾斜をゆったりと上る姿に対する姿に、クロカン性能の進化を実感する声も。
さらに「早速、ディーラーに情報を聞きにいってきた」や「ラダーフレーム、スーパーセレクト4WDⅡ、2.4ディーゼルターボと判明したから、絶対買う」など購入に意欲的な声も見られました。
また過去の愛車の写真を始め、歴代モデルやダカールラリーに代表されるモータースポーツシーンでの活躍シーンなど、様々なパジェロの画像や映像を張り付け、当時を懐かしむ人も少なくなかったほか、かつての人気TV番組「東京フレンドパーク」シリーズで、特賞のパジェロをダーツで当てた芸能人たちの話題で盛り上がる人まで。
それだけパジェロの存在は、日本人の心に染みついていたといえるでしょう。
期待しているのは往年のファンだけではない
いま、パジェロの復活が大きな話題となっているのは、パジェロ復活を望む往年のファンはもちろんですが、SUVブームの影響も少なくありません。
SUVの中でも、憧れの存在とされているのが、本格的な悪路走破性を備えたクロスカントリーSUVです。
かつては、日常使用には不向きとされてきましたが、近年のクロカンは、高価な街乗りSUVと快適性を競うまでに成長しています。
とくに“最新クロカン元年”ともいえる2018年以降に登場したモデルは、目覚ましい進化を遂げています。
その象徴が、2018年6月に登場したフルモデルチェンジのメルセデス・ベンツ「Gクラス」と同年10月にフルモデルチェンジした「ジープ・ラングラー」が挙げられます。
とくにラングラーは、発売当初、エントリー価格が従来型同様に400万円台をキープしたことで、より多くのファンを獲得に成功しました。
ただし、より多くの人をクロカンファンにしたのは、スズキ「ジムニー」でしょう。軽乗用車「ジムニー」と登録車「ジムニーシエラ」のフルモデルチェンジモデルを2018年7月に投入。
往年モデルの無骨なスタイルをモダンにアレンジしつつ、高い実用性と手頃な価格を両立させたことで大ヒットに。これが2025年登場のシリーズ初の5ドアモデル「ジムニーノマド」の誕生に繋がります。
さらに翌年の2019年には、英国ランドローバーの伝統的クロカン「ディフェンダー」の全面刷新モデルの開発が発表され、11月には先行予約も開始。瞬く間に完売するなどクロカンブームのどんどん過熱していきいきます。
つまり、クロカン車を愛車とする選択が一般的となったわけです。その状況下となる2021年7月、日本の高級クロカン代表格「ランドクルーザー300」も多くの受注を抱え、納期が5年後という事態にまで発展する事態となりました。
その後も、トヨタは、プラドの後継となる2024年投入の「250」や今年発売されたばかりのエントリーランクル「FJ」を投入し、いずれも大ヒット。また2025年のジャパン・モビリティショー2025では、日産もクロカン「サファリ」をグローバル名の「パトロール」の名で、2027年を目標に復活させることを宣言するなど、クロカンは話題性も多く、その人気は上昇するばかりです。
その状況下で、三菱の動向にも注目が集まっていたことも、新型三菱パジェロの関心度の高さに繋がっているといえます。
※ ※ ※
歴代モデルユーザーだけでなく、多くのクロカンファンからの関心を集めた背景には、ラダーフレームへの回帰も上がられるでしょう。
最新の主力クロカンモデルでも、モノコックボディを採用するのはディフェンダーだけで、上記に上げたすべての車種はラダーフレームです。
ビルトインラダーフレームのモノコックボディにも軽量化やオンロードでの走行性能の向上などメリットがありますが、最新技術により多くの課題は解決され、再びラダーフレームの魅力が注目されています。
またラダーフレームの場合、用途に合わせてボディの変更や改造も用意となることもメリットに上がられます。それだけに仕向け地や用途によっては特殊なパジェロが送り出される可能性も高いといえます。
ただ現時点で明かされた新型の情報は、まだまだ限定的。10月1日の予約開始には、販売店で多くの情報が入手可能となっているでしょうから、そのタイミングでの情報公開に注目が集まります。
ただ今は、まずパジェロ復活を歓迎し、その決断を下した三菱自動車にエールを送りましょう。
最後に、現時点では、弟分のパジェロスポーツは、現行型が継続生産される予定で、グローバルでは再びパジェロ兄弟が復活することに。
将来的には、より扱いやすいサイズで、乗用性能を高めた弟パジェロたちが仲間に加わることも明かされているので、そちらの展開にも期待しましょう。(大音安弘)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント