ハリー・ティンクネルは、2月28日にカタールで開催されるWEC世界耐久選手権の2025シーズン開幕戦決勝では、ハート・オブ・レーシングチームのヴァルキリーが、予選に初出場したときよりもハイパーカーのライバルたちにレースペースで近づくと確信している。
この英国メーカーの2台の新型ル・マン・ハイパーカーである『アストンマーティン・ヴァルキリー』は当初、レースデビュー戦の予選を15番手と17番手で予選を通過していたが、マルコ・ソーレンセンがピットレーンのスピード違反でラップを失ったため、2台はグリッド表では007号車が16番手、009号車は18番手からスタートすることになっている。
ロッシが予選デビュー/「完全に壊れる」/家族よりレースの代償etc.【WECカタール予選日Topics】
トム・ギャンブル、ロス・ガンと007号車をシェアするティンクネルは、27日に行われた予選セッションでトップから3.179秒遅れていた。
しかし、開幕戦『カタール1812km』レースを見据えて、ハイパーカーのライバルたちに比べて、2台のクルマがはるかに競争力のある結果を出すことを期待しているという。
「正直に言って、予想よりも良かったと思う」とティンクネル。
「レースペースは、予選のペースよりずっと近そうだ。ここまでは予選にそれほど重点を置いていなかったので、そこで最適化する必要がある」
「特に僕らの側では、タイムを稼ぐためのタイヤの準備が間に合わず、少し急いでいたので、タイヤのピークを逃してしまった」
「最終的には、レース走行では、ペースから1秒以内で走ったこともある。だから、とても信頼性が高く、とても安定していることを期待しているよ。10時間レースでそれができれば、間違いなく順位を上げることができる」
■「1km走るごとに改善」
ティンクネルは、ヴァルキリーのデビューレースでポイントを獲得する可能性を否定しなかったが、10時間レースでチェッカーフラッグを受けることが主な目標であると述べている。
「ピットストップで一貫性と信頼性を保ち、実行できれば、どれだけのアクシデントや事故が起きるかは分かっているので、トップ10に滑り込めば素晴らしい結果になるだろう」と彼は語った。
「だけど、2台そろって完走できれば最高だ。まだプログラムの初期段階なので、1キロ走るごとに改善していくだけだよ」
33歳の彼は、予選でタイヤを適切な作動ウインドウに収めることに関して他のメーカーがどれだけ進歩したかを強調し、これはアストンマーティンがまだ取り組む必要がある側面だと認めた。
「ライバルを見ると、彼らは1年目から2年目にかけて大きな進歩を遂げているが、僕らはまだ0年目だ」とティンクネル。
「だから、予選のペースとタイヤのウォームアップを少しコントロールできれば、(第4戦の)ル・マンに入る頃には、間違いなくあらゆる面で競争力が増すはずだと感じている」
ティンクネルは、どのタイプのコーナーやコンディションがヴァルキリーに有利かを言うのはまだ時期尚早だと考えているが、ハート・オブ・レーシングがIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権も含むダブル・プログラムに乗り出すため、さらなる答えが得られることを期待している。
「テストでは、毎回のテストでクルマを大きく進化させてきた」とティンクネル。
「最後のテストは12月にここ(カタール)で行ったが、それ以来かなり改善している。まだ言うのは早いと思うが、結果が分かるのを楽しみにしているよ。IMSAとWECのダブル・プログラムではサーキットが大きく異なるため、WECだけの場合よりも早く結果が出るだろう」
「しかし、このトラックは非常に滑らかで非常に高速なので、そのエリアでマシンから何を引き出す必要があるか、感じ取っているところだ」
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みんなのコメント
次戦、もうちょい軽くなるはずなのでそれでどうなるかですかね。恐らくフルパワーになっても今シーズンはテールエンダーだと思いますが。
音は圧倒的No.1です。