■安全性能の進化がポイント!販売店の声は?
2025年8月28日、日産は一部仕様を向上させた「ノート」を発売しました。
【画像】超いいじゃん! これが“一番経済的”な日産「新コンパクトカー」です!
そんな進化を果たした同車に対して、販売店にはどのような反響が集まっているのでしょうか。
ノートは、日常の移動に適したコンパクトなサイズと、荷物の積み下ろしや乗降のしやすさに配慮した高い実用性が特徴とされています。
現行の3代目モデルは2020年に登場。e-POWERを搭載した電動パワートレインや先進的な運転支援技術を備え、都市部から郊外まで幅広いユーザーに支持されています。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1505mm、ホイールベースは2580mm。乗車定員は5名で、コンパクトながら広い室内空間と荷室を確保した設計となっています。
エクステリアは、薄型ランプと大きなロア部を組み合わせた立体的な造形を採用し、存在感を高めています。
インテリアはブラック基調を基本とし、ファブリックシートや収納トレイなど、日常使いに適した実用的な構成となっています。
パワートレインには、1.2リッター直列3気筒エンジンを発電専用とするe-POWERを全車に搭載。モーター駆動により高い静粛性と滑らかな加速フィールを実現しています。
最高出力はエンジンが98馬力、モーターが116馬力。駆動方式は2WDと4WD燃費から選択でき、燃費性能はWLTCモードで2WDが28.4km/L、4WDが23.8km/Lとされ、高い効率性が魅力です。
今回の仕様変更では、安全性能に関わる「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」が強化されました。
検知範囲が左右方向に広がり、交差点などで横から接近する自転車なども認識しやすくなっています。これにより、最新の安全基準に適合した仕様となりました。
では、一部改良が施されたノートに対し、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
ある日産販売店の担当者は次のように話します。
「今回の一部改良については、お客さまから大きな反響があるわけではありません。ただ、ノートそのものは安定して人気があり、日常的に検討されるモデルです。
今回の改良は、法改正に合わせて生産ラインを一時停止した際に、細かな仕様を見直した程度のものです。
そのため、外観や装備の変化はほとんどなく、改良をきっかけに問い合わせが増えるような動きは見られません。
納車時期は、ご契約からおおむね2か月ほどでのご案内となっています。
ボディカラーは白や黒が中心ですが、ノートは女性ユーザーの比率も比較的高く、『バーガンディー』や『ガーネットレッド』といった赤系を選ぶ方も多いです。
最近では、『ダークメタルグレー』のようなメタリック調のカラーを検討する方も増えており、在庫や生産状況に応じてご案内しています。
全体として、ノートは引き続き安定した支持を得ており、今回の改良もその流れを維持する内容にとどまっています」
このように、今回の一部改良に対して大きな話題は見られませんが、ノートは安定した人気を保っており、今後も堅調な販売が続きそうです。
価格(消費税込み)は、2WDの「X」が232万8700円から、4WDの「X FOUR」が261万4700円からとなっています。
また、改良発表と同時にカスタムカー「オーテック」シリーズにも改良が施され、9月5日に発売されました。(Peacock Blue K.K.)
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