メルセデスF1、サマーブレイク中に2026年ドライバーラインアップ最終決定へ「ドライバーに対してSなことはしない」

　メルセデスのトト・ウルフ代表は、サマーブレイク明けのシーズン再開までに2026年のドライバーラインアップを決定したいとの考えを示した。

　メルセデスは2025年シーズンのレギュラードライバーであるジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリはまだ契約延長を結んでおらず、新レギュレーション導入を前に別のドライバーに目を向ける可能性はゼロではない。

　レッドブルで4度のF1世界チャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペンは長年ウルフ代表のお気に入りであり、アントネッリを選ぶ前に2025年の起用も検討していたほどだった。

　オーストリアGPの週末にウルフ代表は、フェルスタッペンと来季の契約を結ぶ可能性は「ほとんどない」と語ったものの、ラッセルと並んでメルセデスがフェルスタッペンに興味を示していることを明かした。

　ウルフ代表は2026年のドライバーラインアップについてコミットしていないが、8月上旬のハンガリーGPから4週間後のオランダGPまでのサマーブレイク中に状況を整理したいと語った。

「そのすべてのプロセスにおいて、関係者に対して敬意を払う必要がある。組織、ドライバー、みんなだ。進むべき道を理解する必要がある」とウルフ代表は説明した。

「そしてドライバーを待たせたり、決断を下すべき時に下さなかったりするようなサディスティックなことはしたくない。我々は良い立ち位置にいると感じている。6月に入ったしね」

「もちろん、色々な議論がある。我々はそれをオープンにし、透明性を保ってきた。これからサマーブレイクまでの2～3ヵ月の間に、ある段階を迎えることになる。夏休みまでに我々は情報を集める必要がある。そして夏休みまでには、全てが完了することになる」

　そしてドライバーラインアップが固まるのはサマーブレイクの前か後か、質問されたウルフ代表は、笑顔でこう付け加えた。

「多分、真ん中だね」

Comments

[toh********]

アントネリには悪いが来年はいったんリザーブになってもらってフェルスタッペンとラッセルに同じマシンで白黒つけさせて2027年にフェルスタッペンのチームメイトとしてレギュラー復帰、がいい。
ともかくフェルスタッペンは腐ってしまったレッドブルをもう見限らなければいけないし移籍先はメルセデスがいちばん妥当で興味深い。
来年もレッドブルに残留などなんの価値もないし才能のムダにしかならない。

[no1********]

ドライバー2人とも当たりだから普通なら続投でしょ。問題はRB離脱を匂わせているマックスの影響があるかだろうね…。今のメルセデスにとってマクラに勝ってコンストランキング1位獲得の為にはマックスほど適材はいないからな…。ただ来季はマシンも一新、PU開発も再開されるからカスタマーのマクラのアドバンテージが維持できるかは分からないからな…。