メルセデス最新世代のデザイン採用
ワールドプレミアを控えている新型メルセデス・ベンツCクラスの内外装画像が、オンラインで流出した。
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The AutomobolistとCarsInPixelsがSNS上にアップした画像では、最新世代のAクラス、Eクラス、CLAと同系統のエクステリアデザインが確認できる。インテリアには、フラッグシップのSクラスから技術の一部を採用するようだ。
車載システムは第2世代MBUXに対応するために完全に再開発されたようで、従来の横長のセンターディスプレイは、縦型のタイプに置き換わっている。ロータリーコントローラーと物理的なギアシフターもなくなり、エアコンなどの各機能はタッチスクリーンやステアリングホイールから操作するようだ。
メーターは完全にデジタル化され、ひさしがなくなっている。エアコンのダクトもデザインが刷新されているほか、カラーのヘッドアップディスプレイが確認できる。
今回リークされた画像はセダンのみだが、エステート(ワゴン)も今年初め、工場で分解された状態の画像が目撃されている。セダンと同様に、そのインテリアは最近発売されたSクラスから影響を受けているように見える。
電動化を見据えたプラットフォーム
新型Cクラスは根本からデザインを一新し、高効率のハイブリッドシステムと先進の自動運転技術の搭載が大きな特徴となっている。近年のSUV人気の高まりから、Cクラスの販売は減少しつつあるものの、5代目となる新型にはSクラスと同様のアップグレードが施されている。
コードネーム「W206」と名付けられた新型Cクラスは、発売されればアウディA4やBMW 3シリーズと競合することになる。
基本構造にはMRA(モジュラー・リア・アーキテクチャー)プラットフォームを採用。スチールとアルミニウムの構造を採用していた従来のものに比べて、大きな進歩を遂げている。
情報筋によると、このプラットフォームは48Vシステムに対応しているといい、将来的にはプラグイン・ハイブリッドを導入するための鍵となるだろう。
AMGのパフォーマンスモデルも復活するが、AUTOCARが以前にも報じたように、最上位のC 63はV8エンジンではなく、500ps以上の2.0L 4気筒ハイブリッドを搭載する見込みだ。
フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンク式リアサスペンションを採用しており、ほとんどの市場でアダプティブ・ダンピングが標準装備される可能性が高い。
タフなオールテレインも初導入
Cクラスのプラットフォームはセダン、エステート、クーペ、カブリオレといった各モデルで使用されるだけでなく、GLCとGLCクーペの後継モデルにも共有され、後輪駆動と四輪駆動を選択できる。
また、メルセデスは既存のラインナップに加えて、アウディA4オールロード・クワトロのライバルとなる新型Cクラス・オールテレインを導入する予定だ。
標準のエステートをベースに、専用バンパーやホイールアーチ、車高アップ、アンダーボディガードなど、Eクラス・オールテレインと同様のタフなスタイリングが採用される。
第5世代Cクラスのパワートレインとしては、4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジンをメインに、EQブーストのマイルド・ハイブリッドとEQパワーのプラグイン・ハイブリッドを設定する。
新しい電気モーターとバッテリー技術により効率性は向上するはずだが、プラグインの電気航続距離は現行C 300 deの50kmと大きく変わらない可能性が高い。
先進の運転支援システムも期待
また、メルセデスは新型Cクラスに最新の自動運転技術を導入する。その開発に携わった関係者は以前、AUTOCARに対し「自動車分野におけるヒューマン・マシン・インターフェースの新基準」を設定すると語った。
搭載されるのは、レベル3の自動運転機能を備えたドライブ・パイロットだ。第7世代のSクラスが実現したように、最高時速130kmでのハンズオフを可能にする。
そのために、長距離LiDAR、マルチモードレーダー、最新の超音波センサー、韓国のサプライヤーであるLGのステレオカメラなど、まったく新しいセンサー類が装備される。
また、メルセデスがボッシュと共同開発したレベル4の自動パーキング技術の基礎的な機能も採用される。これにより、スマートフォンアプリを介して駐車場を探せるようになる。
先進のアダプティブ・クルーズ・コントロールは、時速210kmまでの速度で先行車に追従し、制限速度が変わると自動的に減速することが可能だ。また、通常のアクティブ・レーン・チェンジ、車線維持、緊急自動ブレーキにも対応する。
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