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”鳥肌モノ”の経験……シャルル・ルクレール、モンツァ優勝を思い出す「フェラーリの一員だと実感できた」

”鳥肌モノ”の経験……シャルル・ルクレール、モンツァ優勝を思い出す「フェラーリの一員だと実感できた」

 F1デビュー2シーズン目ながら、2019年にフェラーリのドライバーを務めたシャルル・ルクレール。チームの先輩ドライバーであるセバスチャン・ベッテルを脅かす活躍を披露し、ランキング4位となった。

 彼が初勝利を手にしたのは、夏休み明け初戦のベルギーGPだった。そして続くイタリアGPでも勝ち、連勝を果たした。

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 イタリアといえば、所属チームであるフェラーリの母国。若き跳ね馬のヒーローの活躍には、サーキットに詰め掛けた大勢のフェラーリファン=ティフォシが狂喜乱舞した。フェラーリのドライバーがイタリアGPを勝ったのは、2010年のフェルナンド・アロンソ以来9年ぶりのこと。人々が喜びを爆発させるのは、当然のこととも言える。

「モンツァでのレース中に感じたことを言葉で説明するのは、とても難しいよ」

 イギリスで行なわれたオートスポーツ・インターナショナル2020にゲストとして登場したルクレールは、トークショーでそう語った。

「僕は大きなプレッシャーを感じていた。チーム全体に、大きなプレッシャーがかかっていたんだ。イタリアでのレースだし、イタリアでフェラーリが持つ意味は、ものすごく大きいからね。しかも集まった誰もが、フェラーリが勝つことを期待していた」

「その週末は、月曜日から始まった。そんなのは、他のグランプリでは絶対にないことだ。普通なら、ドライバーとしての仕事は木曜日から始まる。でも、イタリアGPに限っては、ミラノでのイベントがあったりして、月曜日から仕事が始まった」

「そういうこともあり、プレッシャーが高まっていた。ポールポジションを獲得するだけでも既に特別なことだったけど、レースに集中しなければいけなかった。そしてレースでも、息をつく暇もなかった。ルイスはレース中ずっと、2秒以内という近いところを走っていた……すごいプレッシャーだったんだ」

「でも最終的にはレースに勝ち、表彰台に上がった。そして表彰台の下に、真っ赤に染まった群衆を見るのは、本当に特別なことだった」

「その光景には鳥肌が立ったし、僕がフェラーリのドライバーであるということを実感させてくれた。もちろん、その少し前には実感していたんだけどね。でもモンツァで勝ち、みんなの情熱を見ると……本当にそのことに気付かされると思う。フェラーリに関する彼らの情熱を見るとね。それは信じられないほどだった」

 ルクレールは、2019年に勝利を手にしたことで、フェラーリのマシンでF1に勝った、39人目のドライバーということになった。

 スクーデリア・フェラーリで成功を収めた……そのことによって、フェラーリの長い歴史の一部を感じられているかどうか……それについて尋ねられたルクレールは、次のように語った。

「間違いなくそうだね。ファンはそうやって僕に感じさせてくれた。それは素晴らしいことだよ。でももちろん、マリオ(アンドレッティ)やその他の伝説的なドライバーの隣に立つ時には、正しい場所にいるようには感じられない。コース上でどんな仕事ができるか、そして能力を示すことができるかどうかは、僕次第なんだ」

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