富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第4戦の予選日では、ホンダのHRCプレリュードGTが速さを見せた。中でも印象的なパフォーマンスを見せたひとりが、17号車Astemo HRC PRELUDE-GTのルーキー、野村勇斗だ。
今季から国内トップカテゴリーにステップアップした20歳の野村は、スーパーフォーミュラでも度々際立つ速さを見せてインパクトを残している。そして今週末のスーパーGTでも、土曜午前の公式練習(専有走行)でトップタイムを記録すると、勢いそのままに予選Q1もトップで通過してみせた。
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「走り始めからクルマの調子が良さそうで、3ヵ月ぶりのGTでしたが自分も良い感覚で走れたと思います」
そう振り返る野村。トヨタ陣営の小林利徠斗と共に、GT500昇格初年度で早くからパフォーマンスの高さを見せつけているが、野村は5月の第2戦富士からGT500マシンを速く走らせるコツを掴んだようだ。
「自分としては、5月の富士大会くらいからクルマの感覚をつかめてきました。さらに第2戦の分析・対策をしてたくさん振り返りましたし、良い3ヵ月を過ごせたんじゃないかなと」
「タイヤのピークを引き出すのがすごくシビアで難しいですが、ピークがある時にどれだけ攻められるか。そういうところに慣れてきた感じですね」
予選Q2ではベテランの塚越広大が3番手に食い込み、グリッド2列目からスタートするAstemoプレリュード。決勝レースは300km(66周)で争われるが、野村にとってはGT500初優勝も射程圏に捉えている。その隣4番グリッドには同じくルーキーの小林を擁する38号車KeePer CERUMO GR Supraが並ぶが、この才能溢れるふたりの若手のどちらが先に勝利を手にするかも、今季GT500の注目ポイントと言える。
野村はこう意気込んだ。
「3位から優勝も十分狙えると思うので、しっかりと良いレースをして、2台抜けるように頑張ります」
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