ハイブリッドで切り開くニンジャの新境地
ニンジャシリーズ初のストロングハイブリッドモデル「ニンジャ7ハイブリッド」が2025年2月15日にカワサキモータースジャパンから発売されてから3か月が経過しました。
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スポーツ性能と環境性能を両立した次世代バイクとして注目を集めた新機種に対し、販売店やユーザーはどのような視線を向けているのでしょうか。
ニンジャシリーズの歴史は1984年の国外向けモデル「GPZ900R」に北米法人が与えた愛称に端を発します。その後シリーズは排気量やカテゴリーを拡大し、サーキットから市街地まで幅広い場面でライダーを魅了してきました。
今回加わったニンジャ7ハイブリッドは、その系譜に初めてハイブリッドシステムを組み込んだ意欲的な進化形です。
排気量451ccの水冷並列2気筒エンジンに交流同期モーターを組み合わせるストロングハイブリッド方式を採用し、システム最高出力69PS、最大トルク60N・mを実現。
発進時はモーター主体で静かに加速し、中高速ではエンジンとモーターが協調してリッタークラス並みの伸びを見せます。一方で、WMTCモード燃費は23.6km/Lと250ccクラスに迫る効率です。
外観はシリーズ伝統のアグレッシブなフルカウルスタイルながら、ハイブリッド技術を示唆するメタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーンの専用カラーを採用。
ハンドルバーには電子制御6速オートマチックのセレクタが備わり、左手だけでマニュアル変速も可能です。
インパネはフルカラーTFTメーターを想起させる先進的な表示形式で走行モードやバッテリー残量を分かりやすく提示。SPORT-HYBRID ECO-HYBRID EVの3つのモードを素早く切り替えられます。
足回りはインナーチューブ径41mmのテレスコピックフォークとニューユニトラック式リヤサスを組み合わせ、前後17インチホイールに300mmデュアルディスクブレーキを装備。
電子制御と機械構造を高密度にパッケージングしたトレリスフレームにより、車両重量は228kgに抑えられています。
価格は184万8000円(税込)で、シリーズ中ではZX-R系より手の届きやすい設定です。なおカラーバリエーションは現状一色のみとなります。
従来のニンジャシリーズはガソリンエンジン単独で高性能を追求してきましたが、ニンジャ7ハイブリッドでは動力源を二系統化したことで発進トルクが向上。静粛性も高まりました。
エンジンとモーターを同時駆動させるSPORT-HYBRID時には、左グリップのボタンで五秒間だけe-boostを起動可能。瞬発力が必要な追い越しやワインディングで力強いダッシュを発揮します。
駐輪場で便利なウォークモード後進機能も追加され、日常域の取り回しをサポートする点が従来型ニンジャとの大きな差異です。さらにクラッチレバーが不要となったことで、渋滞時でも疲労を感じにくくなりました。
カワサキ販売店に寄せられる声とは
そんなニンジャ7ハイブリッドについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のカワサキ販売店担当者は次のように話します。
「当店では元々ニンジャに乗ってなかったお客様からの問い合わせが多く、『高い環境性能で、かっこいいデザインのニンジャに乗れる』として好評な印象です。
また当店では試乗も可能なため、『とりあえず乗り心地を知りたい』というお客様も多くいらっしゃいます。
在庫があるため、納車は1か月ほどかかる見込みです」
また、関西圏のカワサキ販売店担当者は次のように話します。
「当店は以前からカワサキのバイクに乗られているお客様が多く、『ガソリン車でないと物足りない』としてニンジャ7ハイブリッドにはあまり人気が集まっていない印象です。
現在は在庫が切れており、6月に入荷するため6月末から7月頭の納車となります」
ニンジャ7ハイブリッドは現時点では従来モデルほどの支持を得られず、人気はいまひとつ伸びていないというのが実情です。
高い環境性能と先進的なスタイリングへの期待は確実に存在しているため、試乗機会の拡充や供給体制の安定が進めば、潜在需要が顕在化し今後評価が高まる可能性は十分に残されているでしょう。
■主要諸元
・全長×全幅×全高:2145mm×750mm×1135mm
・シート高:795mm
・車両重量:228kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:水冷4ストローク並列2気筒
・総排気量:451cc
・最高出力:69PS
・最大トルク:60N・m
・燃料消費率
WMTCモード値:23.6km/L
・燃料タンク容量:14L
・ホイールベース1535mm
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