オーストリアのレッドブルリンクで開催されたFIA F2第7戦シュピールベルクのスプリントレースでは、レッドブル育成のジョゼップ・マルティ(カンポス)が勝利を手にした。
F2のスプリントレースは予選上位10名がリバースグリッド制となるため、予選10番手だったルーキーのジョン・ベネット(VAR)がポールポジションからスタート。宮田莉朋(ARTグランプリ)は12番手からレースを迎えた。
【レースリザルト】FIA F2 2025 シュピールベルク スプリントレース
28周のスプリントがスタートすると、ベネットは蹴り出しで大きく出遅れて後退。代わって2番手スタートのジョシュア・デュルクセン(AIXレーシング)がトップに躍り出た。さらにマルティも2番手に浮上した。
各車とも大きなアクシデントもなくオープニングラップを周ったが、2周目のターン3では、F1公式セッションデビューを予定しているレッドブル育成のアービッド・リンドブラッド(カンポス)、ウイリアムズ育成筆頭のルーク・ブラウニング(ARTグランプリ)、そしてサミ・メグトゥニフ(トライデント)の3台が交錯する多重クラッシュが発生した。
ターン3に横並びで入ったリンドブラッドとブラウニングのさらにイン側を差したメグトゥニフは行き場を失い接触……衝撃によってライバルのマシン上を横転し、逆さまの状態でコース中央に止まった。これにより、レースは赤旗中断となった。
レースはセーフティカー先導で2周を周回した後、ローリングスタートで5周目から再開されたが、ターン3で接触によりディノ・ベガノビッチが(ハイテック)ストップしたため、再びセーフティカー出動となった。
その後レースは7周目から再開。デュルクセンは1周目からトップを快走してきたが、レースが折り返しを過ぎると、2番手のマルティが接近し、激しいバトルが展開された。マルティは17周目にターン4でオーバーテイクを仕掛け、一度はトップに立ったものの、デュルクセンが負けじとターン6でイン側を差して再び首位を奪い返した。
しかしマルティは翌周のターン3でデュルクセン攻略を完了してトップに浮上。今度はポジションを譲ることなく、トップチェッカーを受けた。首位陥落となったデュルクセンはロマン・スタネック(インヴィクタ・レーシング)の追撃を受けたが、これをしのぎ切り2位となった。
なおファイナルラップには、またもターン3で多重クラッシュが発生。3位となったスタネックのすぐ後ろを走っていたコルディール(ローディン)が単独スピンを喫したところに、アルピーヌ育成のガブリエル・ミニ(プレマ)やレオナルド・フォルナローリ(インヴィクタ・レーシング)、ベネットが玉突き的に突っ込んでしまったのだ。
レースを完走したのは22台中12台。サバイバルレースを生き残った宮田は8位で1ポイントを手にした。
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みんなのコメント
この体たらくでは将来WECハイパーカーに乗せるのも怪しいのでは?
彼は不器用な職人肌で、同じサーキットで同じライバル相手には強さを発揮するタイプだから、日本に帰って来た方が良い