レッドブル・ホンダのセルジオ・ペレスは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと共にF1第6戦アゼルバイジャンGPの決勝レースでワンツー体制を築いた。しかしフェルスタッペンがタイヤトラブルでリタイア。代わって首位に立ったペレスが自身通算2勝目、レッドブルでの初優勝を挙げた。
ペレスは週末を通じて印象的なペースを発揮。FP2ではトップ、FP3では2番手となった。しかし予選ではトラフィックや赤旗の影響があり、6番グリッドに留まった。
■レッドブル代表、チーム加入後初優勝のペレスは「予想以上の仕事をしてくれている」と絶賛
決勝レースでは好スタートを決めて早々に4番手まで浮上すると、コース上でシャルル・ルクレール(フェラーリ)をパス。ピット戦略でルイス・ハミルトン(メルセデス)を逆転し、フェルスタッペンの後ろを固めた。
レッドブルのマシンに慣れるまで時間を要していたペレスにとっても、フェルスタッペンに匹敵する速さを持つドライバーを探し求めていたレッドブルにとっても、まさに待望のパフォーマンスだったと言っていいだろう。
レース後、ペレスはレッドブルの環境に慣れてきた今、他のサーキットでも好パフォーマンスを見せられない理由はないと語った。
「今週末だけでなく、モナコでもうまくいったと感じている」とペレスは語った。
「週末ごとに理解が深まっているし、週末が終わるたびに非常に深く分析をしている。ファクトリーに戻ってからも、チームとして何ができるかを考えるために多くの作業を行なっている」
「でも、僕たちは間違いなくそこ(マシンに完全に適応する)に到達しつつあると思う。別のコースに行って、同じようなパフォーマンスを発揮できない理由はない」
「間違いなく僕の自信は高まっている。チームの理解も深まっている。まだシーズン6回目のレースだから、まだまだこれからだ。でも、この勢いを維持して、レースごとに改善していくことが重要なんだ」
ペレスは、レッドブルでレースに勝った5人目のドライバーとなった。フェルスタッペンがチーム加入初戦で優勝した2016年スペインGP以来のウイナーだ。
シーズン前の時点で、ペレスはレッドブルのマシンに慣れるまでに5~6レースかかると予想しており、アゼルバイジャンGPはまさに6戦目。ペレスの予想はぴたりと当たっていたことになるが、彼は予想以上にマシンに慣れるのが難しかったと認めた。
「期待していたようなシーズンのスタートを切ることができなかった」とペレスは話す。
「予想以上に適応が難しいと感じた。でも、初日からファクトリーのエンジニアたちと一緒に懸命に作業してきた」
「ようやく、チームにとって非常に良い結果を得ることができた。このところ、あちこちで速さを見せられるようになっていた。(バクーでは)Q3の1回目の走行でミスをするまでは、すべてがうまくいっていたと思う。でも僕たちはそれで落ち込まなかった。前を向いて、素晴らしいレースをすることができた」
「結果が出たことをとても嬉しく思う。この結果は、自分自身はもちろん、チームやガレージのスタッフたちにも大きな自信を与えてくれる。シーズンはジェットコースターのようなものだから、そういう瞬間を楽しむことも大切だ」
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