NC750X DCTはバイク旅に最適な選択肢!
皆さんこんにちは、バイク女子の高梨はづきです!
【画像】バイク旅の相棒におススメ! ホンダホンダ「NC750X DCT」の走りを楽しむバイク女子の高梨はづきさんを画像で見る
本日は2025年2月10日に新型モデルが発売されたばかりの大型クロスオーバー、ホンダ「NC750X Dual Clutch Transmission」の試乗記をお届けしていくよ!
季節はすっかり春に。時折、薄手のTシャツでも過ごせるくらい暖かな日が出てきて、やっとツーリングに気兼ねなく出かけられる時期になったね!
GWに出かける人も多いと思うけど、混雑をなるべく避け、日にちをずらしてお出掛けする人もたくさんいるはず。
今回紹介するNC750X DCTは、そんな遠出にもってこいの最強バイクなんだ!
わたし、初めて見る仕様に感動を覚えたの。どんなところが感動的だったのか、読者のみんなと共有させてもらおうと思う。
まずはNC750X DCTとご挨拶。少し離れたところから車体を眺めてみたところ、大型車のわりには車高が低く見えたんだよね。威圧感で簡単には寄せ付けないぜ! みたいな強そうなバイクの佇まいではなくて、ライトで乗りやすそうな雰囲気を感じたよ。
さらに位置をずらして正面から顔を見たら、フロントにすっごく迫力があってすごく大きい。横から見た時とは違って、頑丈そうで逞しいイメージを受けたよ。
ちなみに、何か他のバイクにイメージが似てるなぁと考えていたけど、同じくホンダの「X-ADV」に似てるかも? 車名にお互いXがついているだけあって、まさにクロスオーバーなスタイルを体現していると感じたよ!
視線をハンドル周りに移すと、あれ? いつも見慣れたクラッチレバーが存在していない!? それもそのはずで車名に冠されている通り、Dual Clutch Transmission(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載しているからなんだよね。
もしかしたら、正式名称よりもその頭文字をとった「DCT(ディーシーティー)」の方が一般的かもしれないね(あなたの呼び方はどっちですか?)。
DCTっていうのは、クラッチ操作と変速操作を自動化してくれる機構のことで、走行中にライダー自身がギアチェンジ操作をする必要がない仕様。
奇数ギアと偶数ギア、それぞれひとつずつ搭載されたクラッチが、トルクを途切れさせることなく変速していってくれるから、すごいスムーズな走りが実現できているんだよね。
話には聞いていたけど、実際クラッチレバーが備わってないバイクを見慣れるには、もうちょっと時間が必要かな。
いざまたがってみると、乗った瞬間シートにすっぽりおしりが包み込まれた。包容力のあるバイクだなぁ、と一瞬にして心が穏やかに。ただその分シート幅が少しだけ広めの設定だからか、シート高800mmで私の身長(158cm)だと、頑張れば両足のつま先がギリギリ接地といったところ。
もし片足で接地がしたければ、少しお尻をずらすことで足裏ベタ付きもできるので、低身長の方や大型免許を取り立て初心者の方でも、不安なくすぐに安定させることができるんじゃないかな。
車重は226kgで、ゴツい顔の見かけによらず車体は軽い! やっぱり乗りやすさを追求されたモデルなんだなと実感したよ。
では実際に走っていこう! まずはセルボタンを押してエンジンを始動。右ハンドルのスイッチボックスに左右に動かせるボタンがあり、右に倒すとNに入る仕様。その後、左に倒すと1速に入ってくれるので、走り出す前に左に倒しておく。これで発進準備は完了!
習慣的に最初はクラッチ操作をしようとレバーを探してしまうかもしれないけど、わたしはすぐに慣れたよ。エンジン音は特にうるさく感じることなく、ドコドコドコとしっかりバイクらしさがあって停車している時にも心地よい中高音を聴かせてくれる。
走り出したら中低音に変わるので、信号が青に変わるのがつい楽しみになるなぁ。
まずは低速走行から。走り出しは「あれ? わたしスクーターに乗っているんだっけ!?」と勘違いしてしまうほど、すっごく滑らかに進んでくれたので驚いた! 安定性が高く、トロトロ走ってもふらつくことがないのは、大型モデルにあっても嬉しい挙動だね。
少しずつスピードを上げていくと、これまた驚いたのがDCTの特性である変速時にライダーに伝わる感覚。とにかく変な突っ掛かりが感じられないから、本来ギアチェンジの際に起こるヴーンッてなるあの一瞬の衝撃が来ない。
これ、めちゃめちゃすごい。スロットルのレスポンスもナチュラル過ぎて、わたしが知らない間に時代は進化していたんだなぁと、ホンダの企業努力が見えた感動の走り出しだったよ!
姿勢は起き上がっている方がもちろん楽なんだけど、あえて前のめりに攻める体勢にすると取り回しが軽くなって遊べたりするから、走行する路面状況によっていろんな乗り方を試してみるのもいいかもしれないね!
DCTは、アクセルを開ければ、その回転域や速度に合わせて自動でギアが上下するので、基本はおまかせで問題ない。だけど、バイク乗りなら自分でもギアチェンジしたい場面というのがあるよね。
そんなときは、ハンドル左側のスイッチボックスに「+(プラス)と-(マイナス)」のボタンが備わっているので、そこを操作すれば走行中でもライダーの好きなタイミングで変速することができるよ。
例えば、急な坂道を下る時、自動だとエンジンブレーキの効きが弱い上位のギアで進んでしまうこともあるみたい。
そういう場面で、あえてDCTのギア選択よりもひとつ下に落としていけば、エンブレが効いてもっと安全に減速したりすることが可能になる。
完全自動だと思っていたけど、場面に応じて好きに変えられるのはいいよね。ハンドルも左右に振っても重くないし、取り回ししやすいから小回りもしやすくって、まさに至れり尽くせり。車体の大きさに反して、このスムーズさにも感服だ!
外装を見ると、フロントにはすごく高さのあるウインドスクリーンが標準で装備されている。ロングツーリング派には嬉しい仕様だね。中央下部に長方形の穴が空いていて空気をうまく流してくれるので、疲れ知らずにロングツーリングが楽しめそうだよね!
路面の振動も殆ど感じられなかったし、凹凸の道もショックを吸収してくれているから快適だった。DCTはもちろんだけど、NC750というバイク自体の完成度も高いなと、乗ってみて思ったよ。
峠道をクラッチ操作のストレスなく優雅に乗りこなすのもいいけど、マニュアル操作のバイクの様な臨場感もたまに欲しくなるのがライダーっていうものでしょ? そんな時は、スポーツモードに切り替えることで躍動感とバイクらしい路面に応じてギアを選択していく感じが体感できるんだ。
スポーツモードはその名の通りレスポンスが敏感になるので、日によって気分を変えがてらモード変更をして乗るのをおすすめするよ!
そして何といっても私が1番感動した点、それがタンクの部分なんだ。だって見てよ! 試乗中ずっとタンクだと思っていたところが収納スペースになっていて、しかも結構深さがあるの。このスペース、実はフルフェイスのヘルメットが入ってしまう程の容量で、23Lのラゲッジボックスなんだって。
私が普段使用しているアライの「アストロGX」Mサイズがすっぽりと収まってしまったことに、それはもう声を上げて驚いちゃった!
ただヘルメットを収納する際に、ヘルメット帽体のトップあたりが傷つく可能性もあるみたい。ヘルメットについてくる収納袋に入れてから収納スペースに入れれば、だいぶ不安は解消されるかな? と思うけど、試してみる時には慎重に収納してみてね。
タンク部分にフルフェイスが収納できるバイクがあるなんて、わたし噂でも聞いたことなかったから、感動と驚きでテンションが上がってしまった。探検隊が新大陸を発見したかのごとく、ついアドレナリンが全開に。
今の時代、スクーターでもフルフェイスを収納できるバイクは少ないっていうのに。デザインを崩さずかっこよさを維持しながら、実用性が高いバイクを実現しているなんて偉い! 偉すぎるよNC750! これでサイドバッグを付けたら、積載に関しては言うことなしじゃないか!
興奮を落ち着かせて、逆にタンクだと思っていた周辺に給油口を探してみたけど見当たらない。それがどこにあったかというと、タンデムシートのところが給油口になっていた。
さらに、その下がタンクになっていて容量は14L入るとのこと。カタログの燃料消費率43.0(km/L)に対して、満タン時からの航続距離は単純計算で602km。えー? すご過ぎない!?
DCTの恩恵もあるのだろう、化け物級の燃費力でとにかくバイクで旅したい人に特化しすぎているね! 計算上とはいえ、こんな数字を叩き出すNC750XDCTモデルには参りました。
このバイクに乗ってしまったら、他のバイクに目移りしなくなるんじゃないだろうかと、余計な心配をするわたしなのでした。
ということで本日はここまで。さて旅を楽しみたい人にはとっておきのバイクだと思うから、是非参考にしてみてね!
また8のつく日にお会いしましょう~!
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