リアシートのスペース自体は現行モデルと同等
トヨタ自動車が2025年度内の発売を予定している新型「RAV4」。見るからにキャンプやゴルフ、車中泊などのレジャーシーンと相性がよさそうなモデルだけに、オーナーになった人の中にはロングドライブに出かける人も多いことでしょう。そこで実車のリアシートをチェック。居住性をチェックしてみました。
【画像】「えっ!…」ロングドライブも快適でしょ! これがトヨタ新型「RAV4」のリアシートです(26枚)
トヨタ「RAV4」が6年ぶりのフルモデルチェンジで第6世代へと進化しました。
「RAV4」の初代モデルが誕生した1994年頃は、SUVといえば“オフロード向けのクルマ”というイメージが強く、その車体設計も悪路をガンガン走るクロスカントリーSUVのそれを流用したモデルがほとんどでした。
そんななか登場した初代「RAV4」は、乗用車のものを流用したプラットフォームによる快適性とオフロードでの高い走破性を両立。カジュアルでおしゃれな内外装デザインも高い評価を獲得し、アウトドアから街乗りまで多彩なフィールドで活躍する“クロスオーバーSUVのパイオニア”となりました。
その後「RAV4」は、変化していく人々のライフスタイルに寄り添う形で進化を遂げた結果、グローバルでの累計販売台数が1500万台を突破するヒットモデルに。現在でも180を超える国と地域で年間100万台以上が販売される、まさにトヨタにとってドル箱ともいうべきモデルに成長しました。
「Life is an Adventure」なる開発コンセプトを掲げる新しい6世代目「RAV4」ですが、注目したいのは全長4600~4645mm、全幅1855~1880mm、全高1680~1685mm、ホイールベース2690mmというそのボディサイズ。モデルチェンジのたびに大きくなるイマドキの新車とは一線を画し、いずれの数値も現行モデルをほぼ踏襲しています。
そんな新型「RAV4」は、ユーザーの多様なニーズに対応すべく「コア(CORE)」、「アドベンチャー(ADVENTURE)」、「GRスポーツ」という3種類のデザインスタイルをラインナップ。
いずれのエクステリアも、SUVらしい踏ん張りの効いたスタンスを表現する“Big Foot”、「RAV4」らしいキビキビ感と高い走破性を想起させる“Lift-up”、なんでもできそうなキャビンとラゲッジ空間を表現する“Utility”という3つの要素を重視したデザインとなっています。
なかでもフロントマスクには、ヘッドライトなどの機能パーツを内包しながら立体的で力強い目ヂカラを演出する“SUVハンマーヘッド”を採用。SUVならではのタフさをアピールします。
インテリアに目を移すと、ディスプレイやシフトスイッチ類を島のように一体配置した“アイランドアーキテクチャー”が目を惹きます。さらにSUVらしく、水平基調のインパネで平衡感覚をつかみやすくしたり、ナビゲーションやメーターを少ない視線移動でチェックできるようにしたりと、機能性や使い勝手も追求しています。
新型「RAV4」は、ねじり剛性やサスペンション支持部剛性を強化した改良型の“GA-Kプラットフォーム”を採用。高減衰接着剤の採用などでさらにフラットな走り出しや軽快なコーナリングを実現したほか、新開発のショックアブソーバーなどで上質な乗り心地も両立しています。
パワートレインも要注目ポイントで、PHEV(プラグインハイブリッド)とHEV(ハイブリッド)のみという電動車オンリーのラインナップとなっています。
なかでもPHEVは、トヨタ車としては初の採用となる最新の第6世代ハイブリッドシステムに大容量の駆動用バッテリーを組み合わせており、高出力充電器にも対応した新システムとなっています。
その恩恵を最も感じさせるのがモーターだけでの航続可能距離。システム自体の高効率化などもあって、新型「RAV4」はモーター出力が約12%向上しながら航続可能距離が150kmに達しています。フル充電&燃料満タンの状態では、実に1350km以上も走れるといいますから驚きです。
●後席乗員のヒザ前にはコブシ3個半以上のスペースが
このように、ロングドライブとも好相性の新型「RAV4」だけに、仲間や家族と遠方までレジャードライブに出かけてみたいと考えている人も多いことでしょう。となると気になるのは、やはりリアシートの居住性。そこで実車のリアシートに座り、居住性をチェックしてみました。
上記したように、新型「RAV4」のボディサイズは現行モデルのそれをほぼ踏襲。それもあって、前後乗員間の距離や乗員のヒップポイントの高さ、さらに左右シート間のディスタンスといったスペックは、現行モデルと変わりません。
それでも、大きく開くドアを開けてリアシートに乗り込むと、大人がくつろぎながら移動できるだけのスペースが確保されていることに気づきます。
身長170cmのドライバーが運転席に座わり、きちんとした運転姿勢をとった場合でも、リアシート乗員のヒザ前スペースにはコブシが3個半以上収まります。小柄な人であれば足を組んで座ることができそうです。
リアシートの背もたれには2段階のリクライニング機構が備わり、リラックスした姿勢で座ることができます。
また、フロントシート下は後席乗員のつま先が収まるよう工夫されているので、後席乗員は足を投げ出して座ることも可能。この姿勢をとった方がヒザ裏に座面のクッションが当たりやすいので、よりリラックスできると感じる人もいるかもしれません。
そんな新型「RAV4」のリアシートは、頭上空間にも十分なゆとりがあります。
今回チェックした車両にはガラスルーフが装着されていましたが、それでも後席乗員の頭上にはコブシが1個以上収まるだけのスペースが確保されていました。加えて、サイドウインドウ下端のラインがフロントから水平に引かれているので、開放感も抜群です。
ちなみに、センターコンソールの背後にリアシート用のエアコン吹き出し口やUSB-Cソケット、そしてシートヒーターのスイッチが備わるなど、後席乗員のための快適装備が充実したのも印象的でした。
* * *
キャンプやゴルフ、車中泊などのレジャーシーンと相性がよさそうな新型「RAV4」は、開放的で十分な広さを持つリアシートを備えています。きっと仲間や家族とのロングドライブも快適に楽しめることでしょう。
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