F1の2025年シーズンがオーストラリア・メルボルンでついに開幕したが、ハースの新人オリバー・ベアマンは初日のフリー走行1回目からクラッシュ。マシン修理により続くフリー走行2回目も走行ができず、チームのメカニックに謝罪したようだ。
ベアマンはFP1残り20分あまりとなったところで、ターン9からターン10にかけての縁石に乗り上げ、マシンのコントロールを失って最終的にはウォールに激突した。
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念の為メディカルセンターで検査を受けたベアマンだったが、“治療”が必要だったのは大破したハースVF-25。チームは懸命に作業を進めたもののマシン修理は間に合わず、ベアマンはFP2に出走することができなかった。
「フィーリングは良かった。ただ、ちょっと欲張りすぎたというか、(タイミングが)早すぎたというか……それが僕のやり方なんだけど、F1には向いていないんだ」とベアマンは説明した。
「FIA F2では最初のプラクティスが終わると予選に直行するけど、F1ではあと2回ある。すぐに限界まで持っていく必要はない。少しやりすぎたかもしれない。完全に僕の責任だよ」
「ターン10のエイペックスでステアリングをロックさせすぎて、大きくはらむこととなった。あそこはかなりバンピーで、コントロールを失った」
「グラベルに入ったら本当にデコボコで、アスファルト、芝生、バンプと……僕にはどうしようもなかった。あそこまで行ってしまったら、残念だけどコントロールはもうできないんだ」
また、身体の具合を訊かれたベアマンは次のように答えた。
「ああ、大丈夫だよ。クラッシュは小規模だけど、マシンにとっては良くなかった。チームには申し訳ない」
「明日のために(FP2では)初期チェックで全て確認して、問題がないことを確認できればよかったんだけどね」
「チームのみんなは素晴らしい仕事をしてくれて、ガレージの両サイドから僕を助けてくれた。彼らには謝ることしかできないし、日曜日にはお礼にビールを送らないとね」
「この数週間、彼らは全てをスタートさせ、2台目のマシンを作り上げるという忙しい日々を送ってきた。このような早い段階でダメージを負い、また仕事に戻され、長い夜を過ごすことになる……彼らには謝るしかない」
ベアマンがガレージ内で待機を強いられる間、チームメイトのエステバン・オコンはひとりFP2を走ることとなった。ただ、タイムは19名の中で最も遅い1分18秒034。セッション中にオコンは31周を走ったが、トップタイムをマークしたフェラーリのシャルル・ルクレールからは1.5秒落ちだ。
motorsport.comがオコンに対して、マシンからまだ何か引き出すことはできるか? と尋ねると、こう答えた。
「まだ始まったばかりだからね。もちろん、僕らにとっては最もスムーズな1日ではなかった」
「いくつかの部分で難しい部分もあったし、まとめ上げてスムーズに機能するようにする必要がある。FP1からFP2にかけてマシンを完全に変更したんだ」
「FP2では、まだ満足できないデータがいくつかある。いくつかのセッションで少しタイムを失ったし、2台のマシンをフルで走らせることができなかったから、両方のセットアップを比較することができなかった」
「最もスムーズな1日とはならなかったが、今年最初の金曜日だし、それはごく普通のことだ」
チーム代表を務める小松礼雄は、オーストラリアGP初日が「かなり難しい1日」だったことを認め、問題の真相を究明するため、さらなる分析が必要だと語った。
「期待していたパフォーマンスではありませんでした」と小松代表は言う。
「FP1では、その理由のひとつが分かりましたが、オリー(ベアマン)がクラッシュしたことでなぜ我々の競争力がないのかという原因を完全に究明することはできませんでした。だから今夜もう一歩前進して、明日はベストを尽くす必要があります」
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