レクサスLBX 安くても「ブランドイメージを損なわない」 英国部門責任者が見せる自信

インテリアの質感に自信あり

レクサスは、新型LBXの英国価格を約3万ポンド（約540万円）からと比較的安価に設定したが、ブランドの高級なイメージを損なうことはないとしている。

英国向けのLBXは5種類のグレードが用意され、価格にして2万9995ポンドから3万9000ポンド（約700万円）までと、レクサスでは最も安価なモデルとなる。成長著しい欧州高級クロスオーバー市場でレクサスの足元を固めるモデルとして期待されている。

レクサス英国部門責任者であるクリス・ヘイズ氏は、この価格設定について「ブランドにダメージを与えるとは思いません。レクサスの残存価値は、車両価格と同じくらい重要です。ですから、わたし達は台数管理に関して非常に控えめです。見た目の価格が一番重要だとは思いません」と述べている。

レクサスは英国でLBXを5000～1万台販売する計画で、その半数以上が最上級グレードの「タクミ」と「タクミ・デザイン」になると予想されている。

「歴史的に見ると、ここ10年ほどのレクサスの英国での販売台数は、1万台から1万5000台で推移してきました。しかし、LBX（の発売）後の世界、そしてわたし達の新しい計画では、2万台から2万5000台を期待しています」

「とはいえ、それ（台数）はわたし達にとって重要な業績評価指標ではなく、顧客満足度と所有体験が常に第一の焦点となります」

これは、チーフ・ブランディング・オフィサーのサイモン・ハンフリーズ氏が以前に語った見解と同じだ。彼はAUTOCARの取材に対し、「わたし達は安いクルマを作ろうとしているのではなく、小さなクルマを作ろうとしているのです」と述べていた。

LBXは、2万3000ポンド（約415万円）のトヨタ・ヤリスクロスと基本構造の多くを共有している。それでもヘイズ氏は、LBXは高級車のように感じられると述べた。

「特に今日の混雑した交通環境では、感覚的で上質な体験が求められる傾向にあります。インテリアの質感が非常に重視されているという点で、わたし達は非常に有利です」

レクサスLBXは、来年初めに英国市場に導入され、3月に納車が開始される予定である。

Comments

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相応しい車というのは車両価格が年収の20％以下。
20％を超える車に乗るのは無理している感が出ちゃっている。
この車は年収3500万くらいの人が乗る車。
社畜くんでこの車に乗ろうと思ったら、商社で部長クラスになる必要があるね。
キミらが興味を持つ必要はないですよ。
中古車売場はあちらです。