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Mの圧倒的な運動性能で爽快に走り抜けるBMW「M4 カブリオレ コンペティション M xDrive」

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Mの圧倒的な運動性能で爽快に走り抜けるBMW「M4 カブリオレ コンペティション M xDrive」

ビー・エム・ダブリューは、サーキットでの運動性能を極限まで高めたMハイ・パフォーマンス・モデル「M4」のラインアップに、オープン・エアの爽快感による駆けぬける歓びを実現する「M4 Cabriolet Competition M xDrive(エムフォー・カブリオレ・コンペティション・エム・エックスドライブ」を追加し、販売を開始した。納車は、本年9月末以降を予定している。

BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。1つはサーキットでの走行を可能としたMハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンス・モデルである。

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今回発表のM4 Cabriolet Competition M xDriveは、Mハイ・パフォーマンス・モデルに位置付けられ、本年2月に発表のM440i xDrive Cabrioletは、Mパフォーマンス・モデルに位置付けられる。

デザイン



M4 Cabriolet Competition M xDriveのルーフには、閉じている状態から、約18秒で開けることが可能なキャンバス製ソフトトップを採用している。ソフトトップを閉じれば、AピラーからCピラーにかけて流れるような美しいルーフ・ラインを持つエレガントなクーペ・スタイルとなり、ソフトトップを開ければ、見るものを魅了するオープン・モデルとなる。



フロント・デザインは、迫力ある縦型の大型キドニー・グリルを採用し、水平方向にはダブル・バーを採用、大出力にあわせエンジンの冷却性能を高めるために大型のエア・インテークを採用することで、他のモデルとの差別化をはかっている。サイド・デザインにおいては、Mモデル専用となるサイド・ギル、ドア・ミラー、ダウン・フォース性能を得るためのリア・スポイラーを標準装備している。

リア・デザインにおいては、迫力のあるMスポーツ・エキゾースト、空力特性を高めるためのディフューザー、さらにトレッドをワイドにすることで、後ろ姿からもハイ・パフォーマンス・モデルであることを主張している。



インテリア・デザインにおいては、Mスポーツ・シート、Mロゴが輝くドア・シル、Mモデル専用にデザインされたメーター・パネル、M専用ステアリングを採用することで、車内にいても、高揚感の高まるドライビング・フィールを感じられる。よりスポーツ走行に適したMカーボン・バケット・シートを、オプション装備品として用意している。

ドライビング・ダイナミクス

BMW M4 Cabriolet Competition M xDriveには、最高出力510PS(375kW)/ 6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750-5,500rpmを発揮する直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h加速は3.7秒(ヨーロッパ仕様値)を実現している。

圧力損失を最小限にし、流体抵抗も極めて低く抑えることでレスポンスを最適化し高効率を実現すうる吸気ダクト、重量を最適化し高回転まで最大限かつ安定したパワー供給を実現する鍛造ピストン、最適化されたブースト圧で迅速かつダイナミックなレスポンスを発揮し低回転時でも高いトルクを実現するツイン・ターボ・チャージャーを採用するなど、サーキットで培われた多くの技術を、余すことなく採用している。

ボディ含め、ドライブ・トレーンを構成する各種パーツには、アルミニウムを多用することで、軽量化をはかり、運動性能を高めている。さらに、Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することで、スポーツ・ドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も実現している。

よりハードなサーキットでの走行を可能とするため、耐熱、耐フェード性能に優れた大径ブレーキ・ディスク、軽量化された6ポッドMコンパウンド・ブレーキを標準装備している。さらに、耐摩耗性能、耐熱性能をより高めたMカーボン・セラミック・ブレーキを、オプション装備可能である。

トランスミッションには、ドライブロジック付きの8速Mステップトロニック・オートマチック・トランスミッションを採用し、サーキット走行から、快適な街中での走行まで、あらゆる場面に対応する。

4輪駆動システムM xDrive

M4 Cabriolet Competition M xDriveには、M専用4輪駆動システム「M xDrive」を搭載し、サーキットにおいて最高の運動性能を発揮し、高性能な直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンのパワーは、Mモデル専用4輪駆動システムM xDriveを介して路面に伝達される。M xDriveは、インテリジェント4輪駆動システムBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとして、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御されている。

さらに、車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)が装備されており、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで多様な楽しみを提供する。基本設定は「DSCオン・4WDモード」で、Mモデル特有の俊敏性を十分に発揮する。Mダイナミック・モード(MDM、4WD Sport)では、リヤ・アクスルへの駆動トルク配分が増加し、リヤ・ホイールのスリップ許容量が大きくなることで、より多様なハンドリングを楽しむことが可能になる。

また、DSCオフ時に選択可能な「4WDモード」「4WD Sportモード」「2WDモード」があり、「4WDモード」では最もバランスが良いコントロールとトラクションの組み合わせとなり、「4WD Sportモード」ではより高い精度のステアリング特性と力強いトラクションが組み合わさりスポーティな走行を体験できるが設定となっている。

さらに、熟練したドライバーのために用意された設定が、後輪駆動となる「2WDモード」で、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作する歓びをダイレクトに味わうことが可能になっている。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載


M4 Cabriolet Competition M xDriveには、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載される。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能*となる。

* SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。

安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備

高性能3眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備している。

アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としている。

さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。

BMWコネクテッド・ドライブ

BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。

また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2021年夏には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「My BMW」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。

そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW」だけでなく、「4シリーズ」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。

主な車両諸元

全長4,805mm、全幅1,885mm、全高1,395mm、ホイールベース2,855mm、車両重量1,930kg、車両総重量2,150kg、排気量2,992cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力510PS(375kW)/6,250rpm、最大トルク650Nm/2,750rpm-5,500rpm、WLTC燃料消費率9.6km/L。

メーカー希望小売価格(消費税込み)

■M4 Cabriolet Competition M xDrive ¥14,330,000

・上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となる。
・右ハンドル仕様。AT仕様。

関連情報:https://www.bmw.co.jp/ja/index.html

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

4件
  • ナンバープレートの位置が悪い
  • 以前からメルセデスのカブリオレはコンフォート志向だが、BMWのカブリオレはスポーツ志向である。正規輸入でなくてもE30にM3カブリオレの設定があった。普通の320カブリオレでもMテクニック仕様のサスや内装が標準だった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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