FIA F2第5戦モナコのスプリントレースではアルピーヌ育成のクシュ・マイニ(DAMS)が勝利を飾った。
前日のグループ予選では、マクラーレン育成のアレクサンダー・ダン(ローディン)が最速タイムを計測し、赤旗原因を作った件に関してもお咎めなしとの裁定が下り、日曜日のフィーチャーレースのポールポジションを獲得した。
タイヤ交換義務のない土曜日のスプリントレースでは上位10名がリバースグリッドとなるため、予選10番手となったマイニがポールからスタート。2番手フロントロウにウイリアムズ育成のルーク・ブラウニング(ハイテック)が並んだ。宮田莉朋(ARTグランプリ)は11番手からの出走となった。
30周のレースが幕を開けると、マイニが好スタート。ブラウニングの蹴り出しが鈍ったことで、2番手にガブリエル・ミニ(プレマ)が浮上し、アルピーヌ育成がワンツー態勢を築いた。2番手ミニのペースは良く、首位マイニを追いかけ回してプレッシャーをかけ続けた。
オープニングラップでは、トップ2の後方でレッドブル育成のアービッド・リンドブラッド(カンポス)とアストンマーティン育成のジャック・クロフォード(DAMS)がミラボーで接触。幸い2台は走行を継続することができたが、3番手に立ったリンドブラッドには、接触の原因を作ったとして10秒のタイム加算ペナルティが下り、さらにブラウニングが背後に迫るという劣勢に立たされた。
そこでカンポスは、あえてリンドブラッドにペースを落とさせてトップ2台との間にギャップを築き、レース最終盤のフルプッシュでタイムペナルティを軽減するという戦略に出たが、11周目にジョシュア・デュルクセン(AIXレーシング)が他車とのバトルの最中にクラッシュを喫し、セーフティーカー出動。リンドブラッドを含め各車のギャップは帳消しとなった。
レースは15周目に再開。マイニはリスタートを決めて首位を維持し、危なげなく30周を走りきってF2のスプリントレース2勝目を挙げた。ミニは首位奪取を諦めて終盤にペースを落とし、残り3周でスピードを引き上げて2位フィニッシュ。こちらはフィーチャーレースに向けたデータ取りといったところだろう。
3番手のリンドブラッドはセーフティーカー再開後もペースを落とす戦略を続けた。前方と11秒のギャップを築くと、残り8周でプッシュを開始……一気に後続を引き離したが、前方のミニに詰まってしまったことで思うようにタイムペナルティを軽減できず。3番手フィニッシュも8位降着となった。リンドブラッドに代わってブラウニングが3位表彰台を掴んだ。
スプリントレースは上位8位までにポイントが与えられる。そのため宮田は他車へのペナルティで10位に繰り上がったものの、ポイント獲得には手が届かなかった。
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