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新連載!「夜道雪のちょっと寄り道」、ずっと気になっていたヤマハのSR400ファイナルエディションでお出かけしてみました!

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新連載!「夜道雪のちょっと寄り道」、ずっと気になっていたヤマハのSR400ファイナルエディションでお出かけしてみました!

■ずっと気になっていたSR400のファイナルエディション!

 こんにちは! 夜道雪です。今回紹介するのはヤマハのSR400。私の大好きな単気筒エンジンのバイクです。しかも、発表されてからずっと気になっていたファイナルエディション!

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 1978年に初代が発売されてから、40年以上も基本の車体構成とデザインはそのまま。排出ガスを低減するためのシステムが採用されて進化してきた部分もありますが、スポークホイールやリアのドラムブレーキ、キックスターターなどは、昔ながらのシンプルなスタイルが受け継がれています。

 ちなみに私が乗るのは「ダルパープリッシュブルーメタリックX」というカラーリング。パッと見て高級感がスゴいです。落ち着いたブルーカラーですが、存在感がバツグンです。クラシックなスタイルがカッコいいSRにぴったりなカラーリングでとても好きです!

 以前にも旧型のものを何度か乗ったことがあるのですが、SRはほかの単車より振動がダイレクトに伝わる感じがとても気持ちよかった思い出があります。クラシックなバイクに乗り慣れていない私ですが、SRには好印象を持っています。

 鉄がたくさん使われてそうな車体ですが、想像以上に重さを感じないのでビックリしました。身長155cmの私でも足着きもよく、体によく馴染んでくれるバイクです。特にシートが細いので太ももも楽です! ハンドル位置が高いので、楽な乗車姿勢を取れます。

 ちょっと心配なのがメーターです。デジタルメーターに慣れてしまっていて、久しぶりのアナログ2眼メーターに戸惑いそう。こんなところもクラシカルなんですね。普段見ているデジタルメーターに対して、少し小さく感じます。

■苦戦したキックスタートを克服して、エンジンかかった時が気持ちいい! 

 いよいよエンジンスタート。SRのキックスタートにあまり慣れていないので、始動には苦戦しました。まずは左側のグリップの下の方にあるデコンプレバーを握りながらキックペダルを踏み込んで、エンジンがかかりやすい位置を探します。

 エンジンのヘッドカバーにある小さなのぞき窓(キックインジケーター)が、黒色からシルバーになったら踏み込むのをやめてキックペダルを戻します。そして、デコンプレバーから手を離した状態で思い切りキック! という手順です。

 これが思ったようにかからず、始動できるようになるまで苦戦しました。ですが、コツがわかった時と始動した時の気持ちよさが最高です! この日はとても暑かったのでいい運動になりました(笑)。

 編集部から首都高速を走って横浜へ。金沢区あたりまで軽く散策してみました。単気筒エンジンの振動がダイレクトに伝わってきてとても気持ちいいです。「ザ・SR」というようなシブめの排気音もよいです。乗ってみるとものすごく軽くて、Uターンでも楽に曲がれます。身体によく馴染んでくれるバイクです。

 カーブ中では軽快に車体が倒れる感じでクイックな乗り心地。ハンドル位置が高いので楽な乗車姿勢を取れました。アナログ2眼のメーターも慣れると全然平気です。

 ひと走りしたらお腹も空いたので、本牧にある「ムーンカフェ」へちょっと寄り道してランチをしました。オリジナルメニューの「マッシュルームグレービーモコ」をオーダー。運動したあとなので、たくさん食べました(笑)。

 ホノルルチャウメン(焼きそば)を食べたスタッフさんから、フォーチュンクッキーをもらいました。これがウワサのおみくじ入りクッキー! 中のおみくじには英語と日本語のメッセージが入っていて、「勝利の女神が微笑んで、恋のレースはビバ V サイン!」って書いてありました(笑)。

 SRは長く愛されていくなかで、パッと見たスタイルはほぼ変わってないという印象ですが、見た目の洗練された美しさは変わらず、どんどん乗りやすくなっているように感じました。

 SRのようなクラシックバイクに慣れていない私でも安定して走らせてくれる、少し練習すればキックスタートもできるようになる、軽くてスマートでムダなものが削ぎ落とされたクラシックバイクの頂点のようなバイクでした。落ち着いたカラーリングがSRの洗練された雰囲気にぴったりです。

 まさにファイナルエディションらしいカッコよさでした!

■YAMAHA SR400 Final Edition全長×全幅×全高:2085×750×1100mm軸距:1410mm最低地上高:130mmシート高:790mm車両重量:175kgエンジンタイプ:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒総排気量:399cc内径×行程:87.0×67.2mm圧縮比:8.5:1最高出力:18kW(24PS)/6500rpm最大トルク:28N・m(2.9kgf・m)/3000rpm始動方式:キック式燃料タンク容量:12Lタイヤ:前 90/100-18M/C 54S、後 110/90-18M/C 61S(前後チューブタイプ)ブレーキ形式:前 油圧式シングルディスクブレーキ、後 機械式リーディングトレーリングドラムブレーキ懸架方式:前 テレスコピック、後 スイングアームフレーム形式:セミダブルクレードル■メーカー希望小売価格:68万7500円(消費税10%込)

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みんなのコメント

3件
  • 以前乗ってた。400なんだけど小さくて威圧感ないから構えずに乗れる。デザインは唯一無二。ぽこぽこした音で癒される。自分は改造マフラーよりノーマルのぽこぽこ音が好きだった。でもツーリング先でパンク続いて一気に覚めた。

    チューブレスでセル付きだったら、今でも欲しいけどな。デザインはGB350よりこっちが好き。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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