オプティマム・モータースポーツはマクラーレン720S GT3で、ブランパンGTシリーズ改め2020年シーズンより、GTワールドチャレンジ・エンデュランスカップ・エンデュランスカップへと名称が変更されたSROモータースポーツ・グループの主催シリーズに参戦すると発表。マクラーレンの新型GT3カーを使って同シリーズにエントリーする初めてのチームとなった。
イギリスに本拠を置くオプティマム・モータースポーツは2019年シーズン、ブリティッシュGTとインターナショナルGTオープンで、アストンマーティンを走らせたプライベーターチームだ。チームは2020年に向けて、新しいブランドのタッグを組み全5戦で争われるチャンピオンシップに臨む。
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参戦発表では3名からなるドライバーラインアップも明らかにされ、マクラーレンのワークスドライバーであるジョー・オズボーンとロブ・ベルが、オプティマムのレギュラードライバーであり昨年末にマクラーレンのプロフェッショナルドライバーとなったオリー・ウィルキンソンとProクラスのライナップを形成した。
また、バス・ラインダースがチームマネージャーの職を引き続き担うことも合わせて明らかにされている。
2019年のグローバルローンチ以来、マクラーレン720S GT3のヨーロッパでの活躍はバルフェ・モータースポーツによるブリティッシュGTとGTオープンの2シリーズに限られていた。
そんななか、新たに720S GT3での活動をアナウンスしたオプティマム・モータースポーツは、2018年まで650S GT3でブランパンGTシリーズを戦ったガレージ59以来初めて、マクラーレンのGT3カーでSROのエンデュランスカップにフルシーズンエントリーするチームとなっている。
「2020年にこのような高いレベルでレースに参加できることをうれしく思うとともに、マクラーレン・カスタマーレーシング・ファミリーに加わることを楽しみにしている」と語るのはチームを率いるショーン・ゴフ代表。
「我々にとって2020年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに出場することはつねに目標としていたことだ。特にマクラーレンと一緒に仕事ができることをうれしく思う。おかげで3人の素晴らしいドライバーが揃った」
オプティマム・モータースポーツは今後、2020年シーズンに向けて追加のプログラム計画を発表する予定だ。チームは昨年9月に、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパで、2台のクルマを走らせる計画を示唆していた。
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