ホンダでテストライダーを務めるアレイシ・エスパルガロが、第7戦イギリスGPで再びワイルドカード参戦する予定だとわかった。
エスパルガロは2024年シーズンを最後にMotoGPの現役を引退。その後はアプリリアを離れ、ホンダのテストライダーに就任した。
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4月末に行なわれた第5戦スペインGPでは、ホンダのテストライダーとなってから初めてワイルドカード参戦していたが、早くも2回目のワイルドカード参戦を、第7戦イギリスGPで予定していることが調べでわかった。
エスパルガロはマシンにまだ多くの要改善点が残っていることを認めており、特にスペインGP後にはレーススピードで発生するチャタリングの問題を理解する必要があると語っていた。
「チャタリングはバイクを限界までプッシュしたときにだけ現れていて、テストでレースペースから2秒や1.5秒遅れて走っている中で見られる事は稀なんだ」
エスパルガロはスペインGP後にそう語った。
「チャターは大きな問題だ。バイクの他の部分はうまく機能しているけれど、シーズンがどんどん進んでいく前に、この問題の解決方法を理解しないといけない。パワーデリバリーの問題じゃなく、コーナー進入時の問題なんだ」
「これは僕の意見だけど、エンジンの慣性に起因していると思う。だけどそれを確認するためには、オフィシャルライダーはできなくて僕にできる様々なテストを行なっていく必要がある。(ホンダテクニカルディレクターの)ロマーノ・アルベシアーノとは既に話をしているんだ。問題の原因を理解していくためのテストのアイデアがたくさんある」
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