9型大画面を搭載したカロッツェリアの最新スタンダードモデル
今やAV一体型カーナビと並んで高い人気を誇っているカーAVユニットが『ディスプレイオーディオ』だ。
【画像】パイオニアのディスプレイオーディオ最新スタンダードモデル『DMH-SF600』 全7枚
国産車、輸入車を問わず純正装着化が進んでいるためご存じの方も多いと思うが、これはネーミングの通り、ディスプレイを搭載しているオーディオのこと。
ほとんどのモデルでは手持ちのスマホを接続することによって機能拡張ができ、ディスプレイオーディオでスマホにインストールされている各種のアプリの表示やコントロールを行える。
市販モデルとしてはカロッツェリア、ケンウッド、アルパイン、イクリプスなど多くのブランドからさまざまなモデルがリリースされており、規格サイズのカーオーディオスペースに装着が可能だ。
各ブランドの中でもっともディスプレイオーディオのラインナップが充実しているのはパイオニアの『カロッツェリア』で、ニーズや予算に合わせて自分にぴったりの1台を選ぶことができる。今回紹介する『DMH-SF600』は最新のスタンダードモデルだ。
本体は1DINサイズ(カーオーディオ1台分の規格サイズ)で、スリムな9型大画面ディスプレイユニットを組み合わせた『フローティングスタイル』。
ちなみに純正で多く使われている7型に比べて9型は約1.7倍の大きさで、液晶パネルには黒色の再現性に優れたNormally Black方式のワイドSVGAパネル(解像度1024×600)を採用している。
パイオニアの調査では2DINや200mmワイドなどの取り付けスペースを持つ570車種に適合しており、純正ユニットで大画面のカーナビやディスプレイオーディオが選べない車種にも対応する。
なお、ディスプレイパネルは前後角度の調整ができ、取り付け時に限っては前後、左右、上下の位置調整を行える。
おもなコントロールは静電式タッチパネルで、フレーム部の左側にはモード切り替えなどを行えるタッチキーを搭載。カロッツェリアらしい高級感のある洗練されたデザインも魅力で、インテリアをハイグレードな雰囲気に飾るドレスアップ効果も期待できる。
スマホをワイヤレス接続すればさまざまな便利機能を実現
iPhone、Androidともに初期設定さえ行っておけば、スマホとDMH-SF600はワイヤレスによる接続が可能。ポケットやバッグに入れたままでもまったく問題ない。もちろんUSBケーブルを使用した有線による接続もでき、この場合には通信とともに充電が可能だ。
使用するスマホがiPhoneの場合はApple CarPlay、Androidの場合はAndroid Autoが自動的に起動し、それぞれに対応しているインストール済みのアプリを利用できる。Apple CarPlay、Android Autoともにメニュー画面には使用できるアプリの一覧が表示される。今回はiPhoneを実際に接続して使い勝手をチェックしてみた。
Apple CarPlayのメニュー画面で表示できるアイコンは8個までで、それ以上を表示する場合には右にフリックすると次のページを表示する。アイコンのサイズが大きくてiPhoneの画面でいつも見慣れているものなので視認性がよく、使いたい機能に素早くアクセスできる。
右端には最近使ったアプリのショートカットアイコンが3個並び、それと同時に通信状態やバッテリー残量、時刻などが表示され、とても使いやすい。Apple CarPlay限定機能として画面の左側に内にショートカット操作用パネルを表示できる『スプリットスクリーン』機能も持つ。
車内で使用頻度がもっとも高くなるアプリはやはりカーナビだろう。Apple純正地図やGoogle Mapsはもちろんのこと、パイオニアカーナビ技術が投入されている『COCCHi(コッチ)』や、無料ながら充実機能が好評の『Yahoo!カーナビ』など好きなものを選んで使える。
いずれの場合でも安全に使用できるよう音声によるコントロールが可能で、音声ガイドはクルマのスピーカーから聞ける。
そして音楽配信サービスも快適に利用ができ、Apple MusicやAmazon Music、Spotifyなどをふだんスマホで使っているときと同じように楽しめる。ログインしていればプレイリストなどを使ったノンストップ再生もOKだ。
このほかLINEなどメッセージアプリも使え、受信したメッセージを音声で読み上げてくれたり、音声で作った文章を返信することも可能。さらにハンズフリー通話も行える。
高音質を味わえるオーディオ機能にも注目
カーオーディオとしても十分な機能を本体に搭載。FM/AMラジオを聞けるのはもちろんのこと、USBメモリーに収録した動画や音楽の再生もできる。スマホはApple CarPlayやAndroid Autoを介さずともBluetoothオーディオ経由で収録した曲の再生が可能だ。
しかもクラストップレベルの高音質も備えており、厳選されたパーツやこだわりの回路設計などを搭載。同社がハイエンドカーナビのサイバーナビやハイエンドカーオーディオのカロッツェリアXで培った技術やノウハウが投入されているのだ。
さらにタイムアライメント、13バンドグラフィックイコライザー、ネットワークモードといった、多くのサウンドカスタマイズ機能を持ち、ユーザー好みのチューニングも行える。
カロッツェリアにはパワーアンプやサブウーファー、スピーカーのラインアップも充実しており、システム拡張といった、その先の楽しみまである。
手持ちのスマホがリモコン代わりに使えるようになるアプリも
そして、スマホをリモコン代わりに使えるようになる『PxLinkアプリ(iOS/Android OS)』にも注目。
Apple CarPlayやAndroid Autoの利用中には起動しているアプリ(カーナビやオーディオなど)の情報が画面いっぱいに表示されているため、それ以外の機能を呼び出すには手間がかかるが、これを使えばスマホ画面に表示されているショートカットボタンで使いたい機能に素早くアクセスできる。後席の同乗者が手を伸ばさず操作ができるようになるのも嬉しい。
表示される操作ボタンのサイズが大きくてわかりやすく、ボリュームや送り/戻しなど使用頻度の高い機能に加え、イコライザー設定の変更やFM/AMラジオの呼び出しなども可能としている。さらに壁紙の変更やワイヤレスでのアップデート操作もできる。
『DMH-SF600』はふだん使っている手持ちのスマホを組み合わせるだけで大満足のカーAVシステムを構築。愛車のカーナビやカーオーディオが古くて不満というのならば、ぜひ注目してほしい1台だ。
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