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日産がついに「最速マシン」を世界初公開! 標準車から2年越し「Z NISMO」発表! 今秋、米国で発売へ

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日産がついに「最速マシン」を世界初公開! 標準車から2年越し「Z NISMO」発表! 今秋、米国で発売へ

■新型「Z NISMO」発表

 2023年8月1日、日産の北米法人は7代目「Z(日本名:フェアレディZ)」のハイパフォーマンスモデルとなる新型「Z NISMO」を発表しました。

【画像】めちゃ速そう! 日産“新型”「Z NISMO」を画像で見る(39枚)

 フェアレディZは、これまでに世界で180万台以上の販売台数を誇る人気のスポーツカーです。

 現行モデルは、14年ぶりのフルモデルチェンジを果たし2021年8月18日に世界初公開された7代目(RZ34)で、日本仕様は2022年1月14日に初公開されています。

 エクステリアは、歴代モデルをオマージュしたというどこか懐かしさも感じる精悍なデザイン。インテリアもセンタークラスターに、初代(S30型)をイメージさせる3連サブメーターとエアコン吹き出し口、コントロールスイッチ類を積み上げた操作性に優れたデザインが採用されるなど、ヘリテージを感じさせるデザインになっています。

 パワートレインには、最大出力405馬力・最大トルク475Nmを発生する3リッターV型6気筒エンジンを搭載。6速MTまたは9速ATと組み合わされ、駆動方式はFR(後輪駆動)です。

 今回発表された新型Z NISMOは、通常モデルと比較して外装デザインの変更や馬力・トルクの向上などが行われています。

 エクステリアは、サーキットでの空力性能を向上させるために特別に設計されたエアロパーツが装備されます。

 新型Z NISMOのフロントには、「グランドノーズ」または「G ノーズ」と呼ばれるスタイリング要素が取り入れられ、通常モデルよりも前方に伸びており、伝統的な日産「フェアレディ 240ZG」を想起させるデザインです。

 また、日産の市販車の中で最も薄いというハニカムメッシュを備えたグリルが装備されており、エンジンの冷却性能の向上と、空気抵抗の軽減を絶妙にバランスさせています。

 さらに、フロントの端に設置されたカナードが前輪の上に渦を生み出し、空力性能をさらに高めています。

 リアには、リアフェンダーまで伸びる3分割の、より高く幅広のリアスポイラーが装備されるほか、GT-R NISMOの形状からインスピレーションを得たというリアバンパーが装備されます。

 サイドウィンドウの上に配された、特徴的な“刀”のメッキパーツは、ダークメタリックグレーとなり、通常モデルとの差別化を図っています。ブラック塗装のルーフとグロスブラックの19インチRAYSホイールも装備され、スポーティな印象も高めています。

 ボディカラーは、ブラックダイヤモンドパール、ブリリアントシルバー、パッションレッドトリコート、エベレストホワイトパールトリコート、NISMO専用ステルスグレーの5色です。

 インテリアは、エンジンスタート/ストップボタンとドライブモード選択スイッチをレッドアルマイト仕上げとするほか、フルデジタルTFTメーターディスプレイのグラフィックには、タコメーターの周囲の赤い輪郭、NISMOロゴ、および始動アニメーション中の特別な赤い「フラッシュ」が追加されています。

 シートには、NISMOロゴがあしらわれた専用のレザーとアルカンターラの組み合わせで仕上げられたレカロシートが装備されるほか、レザーとアルカンターラのトリムが特徴的な専用デザインのステアリングホイールがあしらわれます。

 パワートレインは、通常モデルと比較して、馬力は20馬力、トルクは34lb-ft高められた最高出力420馬力・最大トルク384lb-ftを発揮する3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは、6速MTもしくは9速ATです。なかでも9速ATは、より速くダイナミックな変速性能を高めた専用のオートマチックトランスミッションです。

 馬力の向上は、冷却性能の改善、ターボチャージャーのブーストとタービン速度の向上を実現する改良された電子ウエストゲート制御、GT-R NISMOからインスピレーションを得たという独立した点火タイミング戦略の組み合わせによって達成されました。

 さらに、サーキットパフォーマンスを向上させるために強化されたエンジンオイルクーラーも備えています。

 パワートレインだけでなく、サスペンションの強化、ブレーキの強化、シャシ剛性の強化も行われ、総合的にパフォーマンスが高められています。

 新型Z NISMOは今秋発売予定。価格は後日発表される予定です。

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みんなのコメント

5件
  • アメリカは重視しなきゃならんよね
    S30が売れなきゃ今のZはなかったワケだし
  • 普通の会社員が買える価格帯にしろ! 2人しか乗れないのに誰が買うか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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