近年のクルマは「本当に便利になったよな……」と思う装備が満載。ただ、モノによっては「いちいちうるさい」「便利なんだか不便なんだか」と思えるような装備もあると思っている。そこで今回はそんな謎装備を。
文/山口卓也、写真/スバル、ホンダ、BMW Japan、写真AC
なぜ付けようと思った!? 「不要なんじゃ…」と思えるクルマの謎装備4選
【画像ギャラリー】最初は便利に装備と思ったものの…(6枚)
反応が悪い“タッチセンサー”とイライラする“音声認識機能”
とにかく反応しない!! タッチセンサーは静電気に反応するため、指先に水分が少ないと電気を通す力が弱くなり、感知しなくなってしまう。とはいえ、クリームを塗ると、画面が汚れ、指紋ベタベタの画面に……。これはこれでイライラのモト
筆者は乾燥肌である。
最近多い、タブレット端末による食事注文時には指先に息を「ハァ~」っと吹きかけて湿らせるものの、何度も指先でパネルをタッチしないといけないほど。特に、肌が乾燥しやすい時期はホントにイライラする。
同様に、ナビ画面のタッチセンサーやタッチドアセンサーの反応も悪い。
自分の乾燥肌が悪いのはわかっている。一応、ハンドクリームを塗る習慣だってあるが、逆に指先の油分が悪さする場合も……。センサーには乾燥肌でも認識してほしいと切に願う。
そもそもなぜセンサーによるスイッチにしたのか謎なものもある。エアコンの温度コントロールや音量コントロールなどは、走行中にも調整したいものだ。
これが物理スイッチなら、その位置を一発で正確に触らなくとも触感で「あ、ここだな!」とわかるのに、タッチセンサーだと目線をそこに向けてやらないといけない場合が多い。
そんなこともあり、結局不便な装備に思えてしまう……。
そして音声認識機能。
声が低く、こもったような私の声では、車載ナビは相変わらずまともに認識せず。「この認識レベルでなぜ装備した?」な感じ。
だが、最近のgoogle mapの音声認識機能は飛躍的に向上したと感じている。実際、聞き取りにくいと言われる私の声もかなりの正確さで認識してくれるようになったのだ。
車載ナビは更新にもお金がかかるので、今や付いているだけの存在に……で、すっかりスマホのgoogle mapばかり使うようになってしまった。
規定回数しか点滅しない“ワンタッチウインカー”
ワンタッチウインカーとは、一度ウインカーレバーを軽く操作するだけで数回(3~5回など)ウインカーが点滅する装備。
ただ、ウインカーは道路交通法で「車両の運転者は、左折、右折、転回、徐行、停止、後退、または同一方向に進行しながら進路を変える時は、方向指示器または灯火により合図をし、かつこれらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない」とされており、例えば3回程度では行為が終わる前に点滅が終わってしまい、合図ナシで行為を続けることになる。
つまり、進路変更をする場合は進路変更開始3秒前にウインカーを出す必要があるが、3回や5回の点滅では進路開始前もしくは進路変更中にウインカーが消灯してしまうのだ。
こうなると“合図不履行違反”となるし、そもそも他車が「ウインカーが消えたから前車は進路変更をやめたんだな」と思いきや合図ナシで割り込んでくる……では、事故の可能性も高まる。
ウインカーの点滅回数はその時の状況に応じて変える必要があるので、この機能を過信するのではなく運転者が必要な時にだけ使えばいいと思うのだ。
誤作動の多い“ジェスチャーコントロール”
ホンダオデッセイには、2020年11月のマイナーチェンジの際、リアゲートに加え、手をかざすだけでパワースライドドアが開くというハンドアクションのジェスチャーコントロールが採用された。五十肩の人には助かる装備!?
2015年にBMWが採用したジェスチャーコントロール。これは、天井のカメラが手の動きを読み取ることで機能を操作できるようにしたもの。
例えば、コントロールディスプレイに向かって人差し指を右回転させるとオーディオのボリュームがアップし、左回転でダウンしたりする。指の動きによって、聞いている曲をスキップしたり、電話に出ることも可能。
ナビ操作ができたりもするモデルもあるが、指の動きを正確に感知せず意図しない動きもしくは無反応、光のいたずらで誤作動……もあるようだ。
そもそも、ほとんどのスイッチは手に届くところにあるのだから、わざわざジェスチャーで操作する必要があるのか疑問である。
愛車のおもてなし機能“ウェルカムランプ”
まさにおもてなしの国・ニッポンでは非常にウケそうな装備。
ドアの開閉やリモコンのドアロック解除に連動して車内外の足元がぼんやり光ったり、愛車のロゴマークを地面に映し出したりするあれだ。
足元を照らす役目としては光量がイマイチ足りないものもあるので、実用的な装備というより「おもてなし要素」のほうが強いイメージ。よって、クルマにパワーやかっこよさを最優先するユーザーには不評の様子。
しかし、夜帰宅した時にセンサーが反応して暖色系の灯りで玄関先がほんのり光ると、優しく「おかえりなさい」と我が家が出迎えてくれている感じがして、ほっこりする自分がいるのも確か。
ただの「おもてなし機能」と考えれば、「絶対いらない! そのぶん安くしてくれ!」という人もいれば、「わざわざ後付けしてでも付けたい!」と思う人だっている、大きく賛否の分かれる装備だろう。
同じように使われる名称で“カーテシランプ”があるが、これはドア内側下部に付くものを指すことが多く、元々は足元を照らす+後続車にドアが開いていることを知らせる機能を持たせていたので「あったほうがいい」と思うのだが。
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